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「明日のタメに今できるコト(GS+オリジナル)」

片方だけのグローブ (2006-01-17 16:23/2006-01-17 16:26)
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夕時近く。

とりあえず事務所に顔を出した後、特に除霊もなく。至って平和的に仕事もおわり(?)。あぁ夕飯たかり損ねたなぁと思いつつ、かぎを開けて部屋にはいってみれば。

へやのなかになぜかおんなのこ(若い)がおりました。

(落ち着け、落ち着くんだ。考えてみろ、俺の部屋に女の子なんているはずないじゃないか。これは幻なんだ。「こんばんは、お邪魔してます」なんて頭下げてる訳ないんだ。落ち着いて瞬きすれば消えてるさ)

二、三度瞬きして、目を開ければ。

(……ほら、やっぱり)

へやのなかになぜかおんなのこ(若い)がおりました。

「現実ならば飛びつくのみっっっっっ!!」

「うわぁぁ!!」

――みしり――

飛びつくもサッと避けられ、壁にキスする羽目になりました。(涙)

「だいじょぶですかぁ?」

心配するなら避けないで下さい…

「失礼ですが、ここはどこでしょうか?」

なんですと!?


良くわからないことはとりあえず美神さんのところで…。←失礼です

という訳で、もう一度事務所にもどってきたのです。

(別にご飯を作ってもらうために来た訳じゃないぞ! あぁ、でもやっぱり、おキヌちゃんの料理はうめぇなぁ…。    うそじゃないぞ!)

「で、貴女はいったいなんなわけなの?」

部屋にいた女の子もおなかが減っていたらしく、おキヌちゃんに作ってもらったご飯を食べて一段落してから、質問が始まる。

「私は、いつみといいます。あなた方とは別の世界から来ました。きっと…。うん、きっと…」

別な世界たぁ、ずいぶんなこといきなり言ってきましたよ。

「そんな突拍子もないこと信じられないわねぇ」

そらそうだとばかりに、美神が追撃する。

時間移動ならともかく(経験者ですしね)別世界からの転移なんて信じられない。

「本当に別な世界から来たんですかぁ?」「嘘なんじゃないの?なんかやってるとか」「すごいでござる」

と他の面々も好き勝手言ってる。

「根拠も、ちゃんと説明しますので、今は話を聞いてください」

「まぁ、それくらいなら聞いてあげるわ」

当然のようにふんぞり返えるようにして席につく、美神さん。その隣におキヌちゃんと俺。タマモはもたれかかるようにして机に座って、シロは座る所がないのでいつみさん(仮)の横に座っている。

コホンと咳払いをしていつみさん(仮)はいいました。

「明日世界は崩壊するんです」

爆弾発言を……


あとがき

 はじめましてこんばんわ。片方だけのグローブです。
前前から少しづつ練ってきた構想を、早すぎながら投稿させていただきます。
 初投稿でつたない文章ですが、みなさまのこころに少しでも入り込めればと思います。
 オリキャラの設定については別な回で紹介したいと思います。

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