(横島視点)
アシュタロスとの戦いから3年が過ぎたある日、突然小竜姫様がアパートへ尋ねてきた。
「横島さん、過去へ戻る気はありませんか?」
それは魅力的な誘いだった。
ルシオラを復活させるために他の女を抱くなど俺にはできなかった。
美神さんの制裁が恐ろしかったからだ。
このまま親子丼のチャンスを狙うより過去へ戻ってハーレムを狙うほうが良いに決っている!
上手く立ち回れば、あの美神さんだって・・・・・・
「・・・聴いてますか?」
「・・・すいません。何でしたっけ?」
額の#げたマークが怖いんですけど。
「はぁ、ちゃんと聴いてくださいね。アシュタロスを倒した褒美として、一度だけ文殊による時間の逆行を最高指導者様が認めてくださいました。
ただし・・・「いいんですか!?それじゃ早速!」・・・あ、ちょっ」
『逆』『行』
ふはははははは!まってろ!俺のハーレムゥゥゥゥ!!
(小竜姫視点)
ああ、逝ってしまいました。今の霊力だと時間移動制御が上手くいかないから修行するようにって言おうとしたのですが・・・・
まあ、横島さんのことですしきっとなんとかするでしょう。
(横島視点)
ゥゥゥ!
っと着いたみたいだな。
何か違和感があるんだが・・・・
ふと手を見てみる。
白くほっそりとした手だ。
おキヌちゃんの手にそっくりだ。
野郎の手は知ったことではないが女の子の体はどの部分だろうが鮮明に覚えている。
・・・・アレ?
「なんでおキヌちゃんやね~~ん!!」
落ち着け、俺。
ひとまず現状を確認せねば。
まずは霊能力だな。
ためしにサイキックソーサーを・・・・
・・・・・なんか真っ黒い霊気が出るんですが?
アレか?魂の色って奴か?そんなに俺は汚れてるってのか?(『当然ですよ~』byキーやん)
変な声まで聞こえたし!
なんか地脈に縛られてるっぽいし!!
人骨温泉かよ・・・・・orz
「・・・・・・・・」
思考の海に浸っていた間に誰か近づいてきたらしく声が聞こえてきた。
・・・・・・過去の俺かよ。
どうする、確かこのときにおキヌちゃんに攻撃されたんだよな?
やっぱり歴史通り動かないと不味いよな。
この時、俺は冷静じゃなかった。(いつものことだが)
過去に戻れて浮かれていたのかもしれない(幽霊だが)
自分が居るべき立場にいる過去の自分を見て嫉妬していたのかもしれない。
だから
過去、おキヌちゃんにされた攻撃を再現するのを忘れ心をこめた一撃を
ちょっと八つ当たり気味に(※完全に八つ当たりです)
今できる精一杯の一発を撃ち込んでいた。
「○ァークネスフィンガァァァァァ!!!!!!!」
「あ、靴紐が」
ガスッ!
・・・鈍い音を立てて俺の技は
ボディコンのよく似合うあの人の後頭部に突き刺さっていた。
・・・・つづくの?
~あとがき~
初めて投稿します梅昆布茶美味です。
なんというか・・・・おキヌちゃんファンの方はごめんなさい。
SS読むのは好きなのですが書くのは難しいですね。
思ったように物語を展開できないですし、まだまだ未熟です。
壊れというにはまだ甘いですしね^^;
一番書きにくい要因は今原作が手元に無いせいでもあるのですが。
稚拙な文章ですが暇潰し程度に読んでいただけると幸いです。