東京タワーの近く、地上100m以上の所で二人の女性があるものを賭けて戦っていた。
賭けているものは、『ホレた男の未来』。
「ここへくる前にもうダメージがあったのね。ルシオラ・・・・!もう限界よ!」
「・・・・・・!」
ルシオラと呼ばれた女性は肩で息をしており見るからに苦しげだ。
後ろにぺスパが現れる
「くっ・・・せめて相打ちに・・・!!」
ルシオラの右手が光る。
「動きがワンテンポ遅いよ!もう手遅れだね!」
それよりも早くもう1人の女性、ペスパの右手が光る。
「・・・・・・」
「さよなら、姉さん!」
今まさにペスパの右手から霊波砲から撃たれようとする時、
近くのガラスが割れ何かが飛び出した。
「!!」
「いまだ、ルシオラ―――――!!」
飛び出した何かは横島だった。
ペスパの放った霊波砲が横島の背中に直撃する。
「ヨコシマ・・・・!?」
少し遅れてルシオラの放った霊波砲がペスパの腹を貫通する。
「なっ・・・・・!?」
「ヨコシマ・・・・ヨコシマ――――!」
ペスパはそのまま落ちていき横島はルシオラに助けられる。
「バカッ・・・・バカッ!!」
特別展望台の屋上にルシオラは降り立った。
ルシオラの膝を枕にして目を閉じている横島には意識はない。
それがおぬしの望んだ結末か
意識の底へと深く沈んでいく横島にどこからか聞こえた。
はじめまして、赤城と申すものです。
今まで皆さんの小説を読む側に回っていたのですが、
沸々と小説を書きたい欲望がうまれ投稿させていただきました。
皆さんより文才がない駄文になると思いますが、
皆さんに楽しく読んでいただけたらいいなと思っております。
では、自分との稚拙な自分の小説に、
しばらくお付き合いいたしますようお願いします。 >NEXT