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「刺客者 第零話 始まり(GS)」

月 (2005-10-02 11:30)
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此処は一面を闇に覆われた世界・・・
ただ一つの人影のみが、其処に立っていた。
『横島…忠夫…』
ポツリと呟くと、その人影の前にテレビの画面が浮かび上がり、バンダナを頭に巻いた少年を中心に楽しそうな雰囲気を醸し出していた。
『ふ……せいぜい楽しんでいてね』
冷たい視線をその少年に投げ掛けながら、その後に自らの手で起こるであろう来るべき未来に人影は微笑んでいた。
……コポ……コポ
何かの容器から音が零れ、その人影は愉しそうに口の端を歪める。
『さぁもうすぐだよ…もうすぐ祭りが始まるよ…おまえも楽しみだろ?』
容器の中には、十七・八歳位の女性が膝を抱えたまま静かに眠っているかのようだった。
しかし人影の問いに答えるかのように、口をゆっくりと開くと、
『…パパ』
と呟く。
その言葉を聞き、人影は満足したかのように、
『くっくっくっ…アーッハッハッハッハッハッ!』
辺り一面に響くかのように、高笑いをあげながら闇と同化するように人影は消えていった。
静寂が訪れそして闇の世界に残ったのは、少女が入っているカプセルの容器だけ…
その淡い光は漆黒の闇に浮かぶ蛍のようであった。


━━━後書き━━━

まぁタイトルは何も思いつかなく、こんなタイトルになりました。
零話ということでプロローグですが、次からは文章を普通並にやります。
勿論この二人はオリキャラです。
舞台はアシュ戦が終わった後のお話です
BGMにゴダイゴのガンダーラを聴きながら次回までお別れです
ではまた次回まで〜

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