ダークかどうかは微妙ですが…
『…へっ油断しすぎだぜ…』
今俺の背中から剣を貫かれたままの男…雪乃丞が口から血を流したままで、俺に笑いかける。
『お、おぃ!平気か!今治すから待ってろ!!』
俺はすぐに文殊を作ろうとするが、それを止められた…
『ばぁか…んなもん要らねぇよ…それより奴は強ぇぜ?…』
顔中に汗を掻きながら、ゆっくりと俺達は前を見据える…。
俺達の目の前には、新たな剣を携え漆黒の翼の悪魔が吐き気を催すような、いやらしい笑みを浮かべ立っていた。
『文殊使いを狙ったが、邪魔が入ったか…まぁいい…もはや貴様を取り巻く雑魚は一人といまい。』
ギリィ………其の奴の言葉で俺は下唇を噛み締める…。
奴の言葉通り、俺の知り合いはもはや雪乃丞だけだった。
親父…おふくろ…政樹…ピート…タイガー…西条…エミさん…冥子ちゃん…美衣さん…ケイ…愛子…グーラー…ガルータ達…魔鈴さん…ジーク…ワルキューレ…老師…ヒャクメ…小竜姫様…隊長…カオス…マリア…ベスパ…パピリオ…タマモ…シロ…オキヌちゃん…そして…美神さん
狙われた俺の為に一緒に戦ってくれ、そして散っていった皆の顔と最後の言葉を俺は思い出していた…。
長くなりそうなので、取り敢えずは区切ろうかと思いまして…次は台詞集みたいにします
では一週間内に載せますね♪ノシ