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!警告!壊れキャラ有り

「『アイツがいる世界。』3(GS)」

核砂糖 (2005-09-18 12:01)
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トラウマ。GS美神のコミックスで『精神的外傷』と書いてそう読んでいたように、その名の通り心に掘り込まれた傷跡だ。

しかし外傷と言っても肉体的なそれとは全く異なるモノで、次のケースのように文珠で傷を負った時の記憶を消去したとしても決して完全に癒えるという事は無い。


「・・・・・・・・・あう〜?」
豪華な絨毯の上に敷かれた清潔そうな布団の上でお昼寝をしていたひのめは、ふと目を覚した。
しかし、お世話係の事務所の皆は、彼女が寝入る直前があまりにも大変だったので、彼女が眠ってからと言うもの思い思いに休憩していために、この可憐なる眠り姫様のお目覚めに誰も気付かなかった。

寝ぼけ眼のひとみをその小さな手の平でもにょもにょと擦ると、かすんだ視界にシルエットが一つ。
ひのめはとりあえずその一番近くにいる者に己の起床を知らせようと眠そうな声を上げた。

「あーあー。あ〜う!」

優雅にお茶を楽しんでいたシルエットは彼女に振り返るときらびやかな笑顔を見せる。

シルエットの正体はアシュタロスだった。

「おはよう人間の赤子よ。お目覚めはいかがかな」
そのさわやかなスマイルが瞳孔に映ると同時にフラッシュバックする修正されたはずの記憶・・・。

「ほあぁぁぁぁぁっっっっ!!!!」


「あっ!アシュ、てめーまた性懲りも無く・・・!」
「アシュタロスー!!ひのめの半径10M以内に近づくなって言ったでしょう!!」
「アシュ様っ!あなたと言う人は・・・!!」
「あわわわわ」


騒音。

そして窓を突き破って外へとたたき出されるアシュタロス。


―――痛っ!?暴れるなら外でやってください!!

今回もとばっちりを食った人口幽霊一号が、抗議の声を上げた・・・。


『アイツがいる世界。』inファイヤースターター
           by核砂糖


外部との連絡を一切断ち切ろうとするが如く完全に締め切られた正面玄関の前に、アシュ様は一人立ち尽くしていました。


「追い出されちゃった・・・」


自業自得です。
ですが他に行く当ても無い彼は寂しそうに窓から部屋の内部を覗く事にしました。

アシュ様が中を覗くと、丁度ルシオラさんがひのめちゃんを抱かせてもらっている様子が見えました。
おずおずとした手つきでおっかなびっくり小さな命をその手に抱き、聖母のような笑みを浮かべる彼女は・・・最高にお母さんって感じがしました。


あ、ルシオラさんがこちら(アシュ)に気付きました。先ほどの素晴らしい笑顔が一瞬で露骨な不快感を表す表情に変わります。一言で表すなら『げぇっ』です。
しかしアシュ様はめげずにここぞとばかりに捨てられた子犬の目作戦を発動。娘の家族ラブ精神に訴えかけて、何とか許してもらえるよう計らおうとします。


うるうるうるうる・・・・。
(捨てられた子犬アイのアシュ様)


状況はまさにどうする〜アイフル〜?状態です。


当然の事ながら考えるまでもありません。


ルシオラさんはとってもイイ笑顔でピッとアシュ様に向かって中指を立てると、無言でカシュッとカーテンを引きました。


「お・・・・・


お父さんは偉いんだぞぉぉぉぉっっ!!!」

愛娘に裏切られたアシュ様はわき目も振らず夕日に向かってBダッシュ。
信号機などまるっきり無視して、途中車やトラックを轢きながら何処かへと去ってゆきました・・・。

本当は、何処の家庭でもお父さんというものは偉大な人物である。しかしそのことを理解してくれる人は少ない。
そんな現実を生々しく思い出させてくれる光景でした。

ついでですからここでアシュ様の『お父さんとは偉大である』と言う言葉を立証するために色々なお父さんにカメラを向けてみましょう。

「むにゃむにゃ・・・・・人間どもめ〜そのうち我が世界を支配してくれる〜」←ブロドー

「さぁて、今回ばっかりは絶対百合子にはバレないぞ〜。思いっきりハメをはず・・・「してどうするのかしら?」何ィィィィ!?」←大樹

「くぁぁぁぁっ!面白い!面白すぎるぞ俗界っ!!何故は僕は今までこんなに楽しい物を避けていたかのか今思えばとても不思議だッ!!美知恵、次はアレに乗ろう!
「あなた、ちょっと落ち着いて・・・恥ずかしいィィィ!!」
最高に『ハイ!』ってヤツだァァァァァァハハハハハ!!」←デジャブーランドでデェト中の公彦


嗚呼、何とも形容しがたいほどの偉大さですね?


「はぁ・・・何をやっているのだろうな。私は」
それからしばらくして、アシュ様は気付かぬうちに己の背後に築いてきた屍の山にちょっと驚きつつもとりあえずスルーして、行き先も考えずとぼとぼと町を歩いていました。
ボロボロのスーツを着てさ迷い歩く様は、まるで家族どころか職までもを失った悲劇のサラリーマンを連想させます。

悪気は無いのに、数千年も魔王として生きていたが為に些細な事から失敗ばかり繰り返してしまうドジっ子元魔王アシュタロス。
娘にまで嫌われて柄にも無く真剣にお悩みの様子でした。
「・・・腹が減ったな」
しかも空腹。この上なくブルーな気分。

何処かのレストランにでも一人で入って考え込みたい気分でした。


「えっと・・・おいしい卵料理の呪文は・・・そうそう、たしかポコペンポコペン・・・「助けてニャー」あら?」

彼女が厨房で、お得意の魔法料理を作っていると、突然使い魔の黒猫がそんな事を言いながら飛び込んできました。(間一髪でヤバすぎる呪文詠唱は泊まりました良かったですね〜)
その猫の顔は黒い毛並みの上から見ても青ざめているように見え、四肢に十分な力行き届いていないのか、足元がおぼつきません。何か恐ろしいストレスを受けてきた事が伺えます。

「ど、どうしたの?」
彼女はそんな使い魔の様子を見て魔法のキッチン道具達をオート運転モードに切り替えると、今にも崩れ落ちそうな彼(猫)を抱き上げます。
抱き上げられた黒猫は
「お店に・・・凄いお客さんがいるんだニャー」
と、最後のチカラを振り絞ってそう言うと、何か偉大な事柄を成し遂げた男の顔で意識を手放しました。

―――きゅ〜〜〜。

「え、ちょっと・・・大丈夫?!」
彼女は驚き、彼の頭をぺしゃぺしゃ叩いたり。ヒゲや尻尾を引っ張りました(猫はすげー嫌がる。真似しないように)が彼は目をぐるぐると回したまま一向に目覚める気配を見せませんでした・・・。


なお、この場所の名は魔法料理店『魔鈴』と言い、魔鈴めぐみという名の魔法使いが経営する、いかしたレストランです。


レストランオーナー魔鈴さんが店の方へと恐る恐る顔を出すと、そこには恐ろしい光景が広がっていました。
「うわ・・・」

それは触れただけで気分を害するような強烈な負の霊気。
六番テーブルに、何か思いつめた様子で頭を抱えている一人のお客さんから大量の陰気が流れ出し、店中に充満しているのです。

他のお客さんはもうとっくにここを離脱してしまい、ここにいるのは彼一人を残すのみとなっていました。


(霊能者である私にさえ影響を及ぼすほどの強烈なプレッシャー・・・
シャアですか!?)


違います。


(込められた感情は・・・後悔?自虐?

しかし、ただそうやって悩みこむだけでこれだけのエネルギーを撒き散らすとは・・・よほどの高位な存在である証拠!
いったい・・・誰なの?)


思わず彼女の武器でもありまた生活必需品でもある魔法の箒を強く握り締め、問題のお客へと近寄っていきました。


まぁこんなヤツ身近には一人ぐらいしか思い浮かばないので大体は予測はついていましたが・・・。


「アシュタロスさん?」
「・・・む?お前は・・・」
やっぱり彼なのでした。


「・・・と言う訳なのだよ。」
「そうですか。案外苦労しているんですね」
しばらくして店内には俯いて事情を説明するアシュ様と、そのテーブルの向かいに座って律義に話を聞いてやる魔鈴さんがいました。
ちなみに先ほど彼女が、手にした箒で店内をバサバサやったので、だいぶ陰気は薄れ、人間がいても気分を害しない程度になっています。

なおその時使った箒は彼女の傍らに逆さにして立てかけてあるのですがアシュ様には逆さ箒の意味は解かりませんでした。そして終始笑顔の魔鈴さんも知らないに決まっています。
(古来からお店においてある逆さ箒には客に対し『帰れっ!!』という意味があるそうです)

どよどよとしたオーラを撒き散らしまくるほど落ち込んでいるアシュ様が不憫に思えた魔鈴さんは一度立ち上がると近くの棚から何かのボトルを取り出してアシュ様に振舞ってあげる事にしました。
「まぁそれでも飲んで落ち着いてください。お店のおごりです」
「すまないな。ありがとう」
遠慮なく口にするアシュ様。しかしその表情はすぐに険しくなります。

「む、これは・・・」
「1500年物の超神水です。ポイズン度数が半端じゃないでしょう?」
ニコリと笑う魔鈴さん。
「こんなに高価な物を・・・いいのかね?言っておくが今の私の所持金は先ほど頼んだコーヒーを差し引いて27円だ」

一瞬。「あれ?」という顔をする魔鈴さん。

「・・・・・・・・・・いいんですよ。困っている人を助けるのが魔女の仕事ですから」
「ありがとう・・・では遠慮なく好意にあずかろう」

何でそんな物が店に!?という使い魔の猫の驚きの目線をさらりとかわしす魔鈴さん。
そしてその時彼女が「不発か・・・」とか言っていたように聞こえたのは、きっと私たちのの耳に溜まった耳垢のせいです。


「そう言えば、いいのかね?店はまだ開いているのだろう?オーナーがこんな事をしていては拙いのではないのか」
超神水をあおったアシュ様はふと気付いたよう言います。
「いえ、良いんですよ。お客さん何らかの理由で気分を害したらしく皆いなくなっちゃったんで今日はもうお店を閉めますから」
魔鈴さんのその笑顔を見ていると

―――だんな、ようもやってくれたのう?

といったニュアンスが、あくまで気のせいのはずですが、何故か脳裏に浮かんでしまいまうような顔でした。

「・・・ぐぁっ!またやってしまった・・・!!!」
「いえいえ、お気になさらずに・・・」
またしても引き起こしてしまった自分の失態に気付き、頭を抱えるアシュ様。謝るなんてとんでもない!とでも言う風に手の平をパタパタさせる魔鈴さん。しかしその目には
―――もしこれで常連さんがいなくなったらどうしてくれるんじゃワレ?
と、しっかりと大迫力の毛筆体で書いてあるような気がしました。
いえ、気がするだけです。
「・・・すまない」
アシュ様は素直に頭を垂れました。
何故かそうしないとトンでもない目に会いそうな気がしたからです。


「ところで、仲直りの方法ですが・・・」
「あ、ああ。そうだったな・・・」
少しの沈黙の後、口を開く魔鈴さんになんだか慌て気味のアシュ様。もしかすると自分が若者とはいえ魔女のテリトリーのど真ん中にいることに気付いたのかもしれません。
気付けば彼の周りには取り囲むように鋭利なキッチン器具や重そうな掃除器具がこれ見よがしに集まっています。
先ほどアシュ様が「これは?」といった具合でそれらを指差すと彼女は「ああ、私ったらまだまだ未熟なんでお掃除や洗い物とかの遠隔操作はまだ半径3mが限界なんですよ」と言いながら包丁や鉄串をカチャカチャ鳴らしながら空中で洗っていました。


「やっぱり素直に謝った方が良いですよ。美神除霊事務所の皆さんって一見汚れた人間に見えますが、実は皆言い人ですから♪」
今日も思っていることをそのまま口に出してしまうお茶目な魔鈴さん。可愛いですね?
「そうか・・・。やはりそうだな。
私も解かってはいるのだが・・・・あ〜、とても情けないことなのだが、やはり勇気が出ないのだよ」
「あら、アシュタロスさんともあろうものがその程度の事で?」
「・・・君も娘を持てば解かる」

ふっとため息をついて目頭を押さえるアシュ様。その様は、しっかりとヘタレお父さんしていました。
「・・・ではここは一つ、勇気の出るおまじないをお教えしましょう」
なんともいえない顔でこのままでは何時までも居座りそうな迷惑の塊を見つめていた魔鈴さんは、思いついたように言いました。
「まず、両腕を空高く掲げます。そしてこう唱えてください『皆の元気を、オラにちょっとだけ分けてくれ!』これであなたに目的を果たすための勇気がふつふつと沸いてい来るはずです」
「それは・・・私も知らない魔術だな」
「ええ、そうですとも。そりゃもう秘術中の秘術ですから。

とにかく、これでもう大丈夫ですね?さぁさぁ、早く娘さんの所に行ってあげてはどうですか」
アシュ様を促す魔鈴さん。その笑顔にはとっとと返りやがれと言う感情がにじみ出ている・・・ような気がしないでもないような。
ただもうすぐディナーの仕込みをしなければならない時間なので、これ以上時間を割くわけに入られなかったのは事実です。

「あ、ああ」
その笑顔に隠された緊迫感に気圧されて、アシュ様は逃れるように店を出てゆきました。


その背中に向かって魔鈴さんが何指をどの方向に向けていたかなんて・・・誰も知りませんでした。
ただ、使い魔の黒猫が店の片隅でぶるぶる震えていたのだけは確かです。


「除霊事務所よ、私は帰ってきた」


お決まりの恒例事項クリアー。


ともかく、アシュ様は事務所前に帰ってきました。
とりあえず扉の前に立ってみます。
「むぅ・・・」
何時もの洋風ドアが、何故かベルリンの壁並みの威圧感を持ってこちらを見下ろしてきました。
何故か静けさ漂う内側から発せられる緊迫感も、数千年の暮らしでこれまで体験した事の無いような重圧感がありました。
とてつもない緊張に、思わず歯を食いしばるアシュ様。
しかしへこたれはしません。何故なら魔鈴さんに教えてもらった、とっておきの魔方があるからです。

「・・・駄目もとでやってみるか。ええと・・・


『皆の元気を、オラにちょっとだけ分けてくれ!!』
アシュ様は両手を突き上げると共に大声でおまじないを唱えました。

元魔神ほどの霊体から発せられた気合の込められた声となると、それには魔力が宿ります。
そしてこの時魔鈴さんのてきとーなおまじないは、本当に言霊へと変換されました。

そしてアシュ様の両腕から、超強力なエナジードレインが始まりました。


近くの街路樹は皆一斉に葉を落とし、草花は枯れ、おキヌちゃんが育てた事務所の花壇は全滅しました。

突然大声を上げるおっさんにビビっていた通行人もバタリバタリと倒れ、野良犬猫はその場で痙攣をはじめ、鳥が空から落ちます。


地獄絵図でした。
もはやお呪い(おまじない)って言うかお呪い(おのろい)です。


「・・・・うむ!なんだか本当に元気が出てきたなっ!!」

そりゃそうでしょう。

またしても意図せず屍の山を築き上げたアシュ様は、勿論それに気付く訳も無く、魔力充電率120%ぉっ!!ってな感じで事務所の扉に手をかけました。

「君たちっ!さっきは私が悪かった!!今後はこのような事が無いように努力す・・・・」


竜頭蛇尾。初めは勢いのあった口調がだんだんとフェードアウトし、ついにアシュ様は口をつぐみました。
それは目の前の光景に完全に心を奪われていたせいです。


目の前に広がる光景・・・それは

ひのめを抱きしめる美神。必死に燃え広がろうとするパイロキネシスを押し返そうとしているルシオラ。黒焦げの横島。幽体離脱でもしているのか、何か魂抜けてるおキヌ。
容量限界までビチビチに膨れ上がった人口幽霊の結界。そしてそれを内側から破裂させんと暴れまわる霊力の炎。


そして美神姉妹の、特にひのめの目に宿る「好機っ!!」と言う感情。


「ひのめ、君に決めたっ!パイロキネストよっ!!」

「ほわぁぁぁぁぁぁぁぁっ!!!」
(喰らえぇぇぇぇぇぇぇっ!!!)

ずごぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉっっ!!!

「ぬぉぉぉぉぉぉぉぉぉっ!?!?」


「良かった・・・令子の機転が無かったら危なかったわね」
約30分後。消防隊と共に現われた美知恵さんは、ほっとため息をはきながら「ひのめぇぇぇっ!大丈夫だったかぁぁ、よかったぁよぉぉぉぉいっ!」とか叫びつつ次女を抱きながらクルクル回っている旦那様を無理やり視界から外し、長女の方に向かい合います。
「とっさに、高位な霊体(アシュタロス)にぶつけてかき消すしかないってひらめいたのよ」
長女、令子は母親と同じようにくすりと笑いました。

「当分ミルクとおしめの他に、念力封印のお札を欠かせないわね」
美知恵さんはやれやれ、と言ったご様子で呟きました。


一方で、なんと信じられない事に重態のアシュタロス様がヨコ×ルシに付き添われて「重症患者確保―!」とか言われながら救急車へと運び込まれようとしていました。

「フヒ、フヒヒヒヒ・・・。フヒャハハハハハ・・・!
この・・・歳でこの私、に・・・・これほどの・・・ダメージを与えるとは・・・・末恐ろしい物よ・・・!

・・・・ごふっ」
「ア、アシュ様――っ!?」
「おいおい、まじかよ・・・」


ヨコ×ルシによって、口からはみ出したエクトプラズムをぐいぐいと押し込まれ始められているアシュ様。


そんな彼を、父親の腕の中から見ていたひのめは・・・


・・・ニヤリ。


・・・。


きっと美神家の人間は、こうやって強くなっていくのでしょう。


美神家の皆さんは、今日も元気。


―――あのー。私の全身火傷・・・。むちゃくちゃ痛いんですけど。


人口幽霊一号も、それなりに元気。


あとがき

突如激しい頭痛と風邪でダウン。
核砂糖です。

おっと、出演者の方からメッセージが届いていますね。どれ、見てみましょう。


『てめぇの敗因は一つ。
そう、たった一つだけだ。
てめぇは俺を怒らせた。』


・・・。


差出人が『ひのめ』ってなってるのはもはや気にしますまい。

ファイヤースターター完結しました。いかがでしたか?
流石に前回の流石姉妹を超えるネタは出ませんでしたが、それなりに面白い作品を目指しました。

皆様のご意見、ご感想、そしてあわよくばネタフリなんかを夢見る作者より。

なお、とても情けないことに私がこの小説の管理パスワードを忘れてしまい、
前話から飛ぶ事ができなくなっていますので、ご了承ください。と言うかゴメンナサイ。


―――さぁ〜て、次回の『アイツがいる世界。』は?(サザエさんの次回予告風に)


アシュタロスだ。


今日は私がバイトをしている除霊事務所の所長が、なにやら面白そうな依頼を受けたそうだ。
ところで雇い主は誰で仕事場は何処だ?・・・何、自衛隊?山奥?


くくくく・・・・なかなか面白そうじゃあないか!!


さて次回は『フォクシー・ガール』の一本だ。


次回もまた読むのだぞ?

じゃーん、けーん・・・・
(暇な人、出す手を決めてからスクロールしてください)


ぐー!!」

ドゴン!!

「ふははははははは!!」

※ジャン拳:ぐー、ちょき、ぱーの三つの型からなるシンプルな拳法。その発祥は古く、とあるサイヤ人が編み出したと言う説が有力。

ちなみにぐーは平たく言えば正拳突き。しかしこの用に相手が相手の場合は、人間では勝てないって言うかまず生き残れません。


ここでコメント返しをば。


Casaさん
いえいえ、美神パパ&アシュパパはW壊れパパとしてこの世界に君臨するお方ですからそれで良いんですよ・・・。くくく・・・。

皇 翠輝さん
ええ、頑張りますとも。とりあえず最終話ネバーセイ・ネバーアゲインが完結となる予定です。(短い話とか、作りにくい話は順序変えたり抜いたり、代わりにオリジナルストーリー入ります)

柳野雫さん
美神パパは・・・人間としては終わってるかもしれませんが、パパとしては最高の人間ですっ!たぶん!!

法師陰陽師さん
そーいえばそーですね・・・。
アシュタロス一味の彼らは全員人間じゃありませんし、コンプリートも夢じゃな・・・「良かったな、少年。横島×アシュタロスだって何の問題も無いぞ」「いやじゃぁぁぁぁぁっ!!」・・・すみません、家のキャラが急に暴れ始めまして・・・。

狼の牙さん
それがウリですw

良介さん
原作のノリを、限界まで引き伸ばす。それが壊れ作家の使命だと・・・私はそう思うのです・・・。(うそくせぇ〜)

3×3EVILさん
ゴーヤカレー!しかも鼻からっ!?これまたこびり付いたらとれなそうな物を・・・。
許してください〜!w

ジェミナスさん
おキヌちゃん・・・何か壊しちゃいけないようなイメージがあるので壊しにくいのですが・・・よし、何事もチャレンジ・・・・できるかなぁ・・・。
(しかも原作でも後半影が薄いから中々巻き込めないぃ!!ちくしょー)

シシンさん
何事もよく言うじゃないですか、「死ぬ気でやれと」
え、死にそうなのはそちら・・・いやーすみません。w

義王さん
ベスパは・・・自分的になんか好きなキャラなんで何とか夢が壊れない程度にいきたいですね〜。

沙耶さん
彼女は・・・美神家の人間です。こうやって強くなっていくんです・・・。(しみじみ)

黒覆面(赤)さん
文章は、私も人一倍気を使うよう心がけております。それが報われたような気がしました。身に余るご評価ありがとうございます。
そして壊れアシュは永遠、の言葉に続かせてください。

偽バルタンさん
感染ルートは・・・私の脳→アシュ→公彦→魔鈴さん・・・って感じですかね?

Yu-sanさん
もはや核ミサイルで町ごと焼き払う程度じゃすみませんね・・・。

涼汰さん
あい。
謹んで書かせていただきます。

思わず感想さん
ええw見せ場ですから。

なまけものさん
ヤタッ!サリーを気にしてくれる人がいたぞぉい!
何故か個人的に気に入ったんですよね・・・彼女。脇役としてがんばってもらおうかなぁ。

琉翠さん
ええ、私が目指すのは・・・史上最悪のアシュ。今までとは違うのですよ・・・。くけけっ!

ヴァイゼさん
合体同期の成功の秘密は超神水:愛 2:8ぐらいですかね。
おキヌちゃん、この話では黒くなりませんでした。ですがその代わりに魔鈴さんがダークサイドに・・・。

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