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!警告!壊れキャラ有り

「真『我輩は・・・』 五つの・・・(GS+その他)」

摩夜摩夢 (2005-09-04 22:30)
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 我輩とうとう、専門の非破壊検査機器を戴いてしまいました・・・


<チェック1 アーマーチェック>
 金属製の台に、まるで冷凍マグロの様にねっころがり検査を受ける我輩。
 頭の方の壁には、我輩の絵。 右から基礎骨格・外見・内部構造と別にいらないと思うが、大龍姫殿が勝手に備え付けたので我輩としては何も言えません。
<チェック2 エンジン・フレームチェック>
 機械は我輩のボヤキをまったく関係無しに我輩の上を上から下へ往復している。
<チェック3 メンタル・エネルギーラインチェック>
 気分は某改造人間のよう。
「やめろぉうぅ、やめろぉ。 ショッカァーーー! ぶっとばすぞぉぉぉぉ!」
 と、叫んでみるが我輩の住処は横島邸の床下。 防音対策は万全、建設時の横島殿のたっての希望だったそうな。
<チェック・オー・バー>
 我輩は立ち上がり、我輩の絵を見る。 わざわざ絵が置いてあるのはただこれの為。 正常は青 注意が黄 危険が赤と色分けで表示される。
 あぁ・・・ 胃の部分が黄色と赤のまだら・・・ ちょっと涙が・・・
 うん、我輩めげません。 我輩は強い子だから・・・


 さて、今日も今日とてチビメドちゃんの肩からぶら下がり登下校のお供。 で、我輩がこんな事を考えていると。
 はい、出ました、白マスクに白褌のやたらめったら暑苦しいおっきなお友達の集団。 嫉妬団。
 まぁ、暇つぶしに『サクッ』と片付けましょうか♪
「チビメドちゃん、我輩を置いて下がってくだされ」
「はいなの。 じゃぁ今日の呪文♪」
 えっ???
 チビメドちゃんは我輩をそっと地面に置いた後5mぐらい下がり。
「紅心少林拳 梅花の型!!」
 にゃははははははは・・・ わ、我輩の目が赤く釣り目に。 体が銀色、腕には紐暖簾のような飾りが。
 我輩の身体は勝手に動き、空中でバク天しながら塀の上へ飛び上がり。
「現れたなジン・ドグマ!! だが、好き勝手にはさせない。 この宝貝ねこポシェ すーぱーにゃーが見逃がさないからだ!!」
 ・・・もう、好きにしてください・・・
「ちぇーんじ パワーテイル!」
 尻尾が赤く色がつき、尻尾で持ち上げたり握りつぶしたり投げ飛ばしたり。
「ちぇーんじ エレキテイル!」
 尻尾が青と黄色に変わり、尻尾の先から電気が・・・ あぁ、見事なソウルフルな髪型で・・・
「ちぇーんじ 冷熱テイル!」
 にょほほほほ しっぽがしっぽが二股に!!!! あぁ ベトナムのような地獄絵図が・・・
「ちぇーんじ レーダーテイル!」
 あぁ、そんな所に隠れないでさっさと逃げたらいいのに・・・
「ちぇーんじ スーパーテイル!」
 レーザーカッターの様に隠れていた電信棒やゴミ箱や車まで切り裂いていく・・・
「ジン・ドグマめ! 最後だ!!」
 我輩の身体は空高く舞い上がり
「にゃいだーぁぁぁぁ 月面ぅぅぅ 反転!      きぃぃぃっぃくぅぅぅぅぅぅ!!!!」

爆発の嵐・・・

 嵐が去った後、チビメドちゃんは我輩を持ち上げ。
「今日はね、パパがカレーライスを作って待ってるの。 だから速く帰るの♪」
 チビメドちゃんは、地獄絵図を気にせず『なにか』な物体と成り下がった嫉妬団を踏みつけながら家路へと急ぎます。
 『あぁ、、、王女様』とか『犬と、犬と』とか『こ、これでお仕置きを・・・』とかの不適切な言葉はチビメドちゃんには届かず、ただゴミのように存在を忘れられた嫉妬団。
 今日のことは心の棚に載せ、忘れてしまいましょう。 ええ、そうしましょう。

 今日も今日とて にゃふぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅん!

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