注意事項)電波です。単発です。壊れてます。
また某ゲームのキャラに影響を受けたキャラが出ます。
それでもいいという方はお進みください。
皆さんは覚えているだろうか?
〔登場コマ数およそ27コマ〕
彼のことを・・・
〔セリフ数たぶん29回〕
そう、美神令子に住処を追われ、新たなる安住の地を求め旅立った彼を・・・
彼の名は・・・ムシキング・ゴキガメッシュ!!
『おい雑種、腹が減ったぞ』
「ふざけんじゃねぇ! てめぇが喰い漁った所為で保存食すら残ってねぇじゃねぇか!!」
いつのまにか居なくなっていた彼はアシュタロス戦後、
ふらりと横島のアパートに帰ってきた。
今まで何処にいたのかと横島が問うと
『なに、ゴキドゥ(エンキドゥのもじり)と呼べるような心の友の家で修行をしていたのだ』
と答えたそうだ。しかし、実際は
心の友=エロゲヲタ 修行=全エンディングコンプリートである。
そう、彼は和訳すると運命という意味になる某ゲームにハマっていたのだ!
『ふん、気が利かない雑種だな』
「だ〜れが雑種だこのゴキブリ科イエゴキブリ属・和名イエゴキブリ、
学名Neostylopyga rhombifolia が!!!」
『ほぅ、それは我(オレ)がチャバネゴキブリ科チャバネゴキブリ亜科チャバネゴキブリ属・和名チャバネゴキブリ、
学名Blattella germanicaと知っていて侮辱しているのだな!!』
ゴキガメッシュ(以後ゴキっちと略す)は横島の挑発に乗り、戦闘態勢を取る。
横島も少し体を斜めに構え、気を引き締める。
『王たる我の力を見せてやる、ありがたく思え雑種』
「へっ、返り討ちにしてここからたたき出してやるぞコラ!」
緊張が高まる中、ゴキっちは目を閉じ、詠唱を始める。
『 躰は黒光りしている 頭に触角 心は錦 幾ヶ所の廃墟に住んで腐敗
唯一度のバ○サンもなく 唯一度のゴキアー○レッドもない
彼の王は常に貪り 屋敷の隅で残飯に酔う
ゆえにその行動に意味はなく 躰は黒光りしていた 』
詠唱に応じるように部屋の中なのに風が吹き荒れるような音がする。
横島は周りをうかがいながらも、ゴキっちから目を離さない。
(何故、このとき横島が攻撃しないかは・・・・・・・気にしたら負けだ!!)
そして、最後のフレーズをさえずる・・・
『アンリミテッド・ゴキブリワークス!!』
力ある言葉に応じ、世界が塗りつぶされ・・・・るワケではない。
しかし、横島は命の危機を感じた。
・・・そしてその直感は正しかった。
ごごごごごごごごごごごご!!!!
突如として現れた黒い津波が横島を飲み込んでいった。
彼以外誰もいなくなり、廃墟と化した横島の部屋でゴキっちはつぶやく。
『ふん、雑種よ・・・ゴキに抱かれて溺死しろ』
強いぞゴキっち! 彼の物語はまだまだ続・・・・かないw
<後書き>
ども、コブラです。
レイザーラモンをいつも革製の服を着ているからレザーラモンだと思っていたコブラです。<挨拶>
また電波です。よりにもよってテスト中に受信しました。
おかげで結果は散々ですOTL
ギルっちに影響されたはずのゴキっちが何故か必殺技はUBWもどきでした。
一応『ゲート・オブ・バビロン』ネタもあるのですが、
勢いとしてはUBWの方が良かったのでこちらにしました。
<ボツネタ>
緊張が高まる中、ゴキっちはおもむろに押入へと足を進める。
そして勢いよく押入を開けると高らかに叫んだ。
『ゲート・オブ・ゴキロン!!!』
以上。
ではではサイチェ〜ン☆