アシュタロス大戦が終わり、二ヶ月ほどたった頃
彼、横島 忠夫は悩んでいた。
大戦の中、彼は最愛の存在のために強くなることを決意し
自分でも強くなったとおもっていた
だが、すくえなかった。
世界と彼女を天秤にかけ、世界を選んだ。
結果、世界をすくった影の英雄と言われたり SランクGS
にも認定された。
彼はそんな物は欲しくなかった。ただ彼女と一緒に
いたかった。だから決意した、同じ過ちをおかさぬために
守るための強さを手に入れることを!!
<横島>
強くなることを決意した俺はさっそく妙神山に行く
ことにした(修行場としては、最高といわれている)
そこしか知らないし。
だが、まず美神さんに許可をとらなければ
そう思った俺は事務所に電話をかけてみた。
<美神>
プルルルッ プルルルッ
電話がなった。今日はおきぬちゃんが
出かけているので、めんどうだが私がでなければ
ならない。
『はい、美神除霊事務所です』
それだけ言った後、電話からよく聴く声が聞こえてきた。
『横島っす 突然ですけど修行のために休みもらえないっすか?』
本当に突然だった。驚いた私は、しばらくのちに
たずねた。
『なんのために?』
私の疑問に横島クンはすぐに答えた。
『守るために』
きっぱりと言い切った。
ありがたいことに今は暇だ。断わる理由もない。
『わかったわ、でもなるべく早く帰ってくるのよ』
私がそう言うと
『わかりました。ありがとうございます』
そういって電話をきった。
私はため息をつき、窓から空を見上げながら思った。
『いつの間に、そんなにかっこつけたこと言うように
なったのかしら、横島クンは』
初めまして サイドマウンテンです。
はじめてなんで、色々指導お願いします。
へたくそですが読んでいただけたら幸いです。