インデックスに戻る(フレーム有り無し

▽レス始

!警告!壊れキャラ有り

「バレンタイン特別版 GSの集まるおでんの屋台 後編(GS+オリキャラ)」

義王 (2005-02-14 00:47/2005-02-14 00:54)
BACK<


「・・・・・・・」
「うう〜・・・酒くれ〜・・・」


GSの集まるおでんの屋台 (後編)


(さっさと帰ってくんね〜かな〜・・・この人)
「・・・酒〜・・・」
(大体・・うちはおでん屋なのに・・・この人おでん食ってね〜よ・・・酒ばっかのんでやがる・・・)

親父は次の被害者が来る前に、この男には帰って欲しかった。が!!

「・・・親父よ・・・・俺には弟がいるんだけどな・・・・」
「はあ・・・・」
「その弟ってのがよ〜・・・俺に全然似てねーわけなんだよ・・・・ヒック!!」
「ほお・・・」
「だからよ・・・俺と違って女にモテてよ〜・・・家に帰ったらチョコばっか食ってやがんだ・・・・」
「は、はあ・・・・(げ!!やな予感!!)」
「だからよ〜帰りたくね〜んだ・・・・今日は・・・・」

親父の予感的中!!
どうやらこの男・・・最後までいる気らしい

(はあ〜〜〜・・・・・)


またも愚痴り始めた男に親父がため息をついていると・・・・

「ううう〜ちくしょ〜バレンタインデーなんか・・バレンタインデーなんか・・だいっきらいだーーーー!!」

バンダナを頭に巻いた少年
皆さんご存知 横島 忠夫が現れた

「お?忠夫くん・・・いらっしゃい・・・」
「親父さ〜ん・・・いったい誰がバレンタインデーなんて考えたんっすかねー!!」
「お?兄ちゃんもそう思うか!?」
「ん?おっさん「俺はまだ19だ!!」・・・お兄さんもそう思うんっすか!?」
(・・・・未成年かよ・・・)←店長

どうやら坊主頭の大柄な男・・・義王(俺)は、横島が自分と同じ苦しみの中にいると思ったらしく・・・

「おおよ!!どっかの糞お菓子メーカーかなんか知らんがなー・・・バレンタインデーなんてもんは男にとっては邪魔なだけだ!!こんな日があるせいで男が苦労するんだ!!」
「おお!!お兄さんもそう思うんっスか!?そうっスよね!?こんな日があるから男が苦労するんっすよね!?」

なぜか横島と意気投合
それから一時間ぐらいは「バレンタインデーの馬鹿野郎!!」とか叫んで一緒に酒を飲んでいた。


一時間後

「うううう・・・なんで・・・なんで俺がこんな苦労せなアカンねん・・・」
「おえ〜〜・・・うう・・なあよこっち・・・何があったんよ?」
「それがなぎっちゃん・・・」

すっかり出来上がったしまった2人。
いつの間にかよこっち、ぎっちゃんと呼び合うほどの仲になっている。
だが・・・その友情・・・長くは続かなかった

「俺のバイト場にな・・・・おキヌちゃんって子がおんねん・・・でな、その子がな・・・今日バレンタインデーだからって皆で食べられるように大きめのチョコレートケーキ作ったんよ・・・でな、ちょうどその時にな・・・知り合いの子や妖怪やアンドロイドや神様や悪魔とかが尋ねてきてな・・・そのままバレンタインパーティーみたいになったんねん・・・で、皆が皆チョコを持ってきてたんだけど・・・シロが・・あ、シロってのは俺の弟子な・・・そのシロが「誰のチョコが一番美味しいでござるか?」・・・なんて聞いてきてよ・・・答えられるか普通!?で俺が「皆美味しい」と言おうとしたらよー、所長が「皆美味しい・・・ってのはダメよ横島クン」なんて言うんだぜ!?・・・集まった皆の視線が俺に注目してよ〜・・・その視線が、まるで「私のが一番ですよね!」とか、「私、がんばって作ったんです!!」とか「がんばり・ました」と言ってるようでよ〜・・・後は「私を選ばなかったら・・・減給!!」とか、「燃やすわよ?」とか「仏罰がおこりますよ?」とか言ってるようでよ〜・・・怖くなって・・・何とか文珠使って・・あ、文珠ってのは俺の能力で・・・その文珠使って逃げてきたんだよ・・・」

「つまり・・・沢山の女性からチョコを貰い・・・誰のチョコが一番と聞かれ・・・答えれずに・・・逃げてきた・・・と?」
「そうなんよぎっちゃん・・・たく・・・なんで俺がそんな苦労せなあかんね・・」 バキ!!

俺の拳が横島の顔面にめり込み、横島が吹っ飛んだ

「がは!?・・・な、なにすんねんぎっちゃ・・・・ん・・・?」


殴られた顔を抑えながらヨロヨロと立ち上がる横島が見たものは・・・

「親父・・・店を畳んで・・・消えろ・・・」
「な!?な、なな・・・」
「オレの理性がちょっとでも残ってるうちにとっとと消えるんだ!!」
「は、はい・・・」

ズウウーーン・・

短い髪の毛が金色に光り、体中から金色の光を発している俺の姿だった

「・・・・いい加減にしろ・・・このクズやろう・・・・・」
「はいー!?」

いったい何がクズなのか?横島には理解が出来ていない。
出来てはいないが・・・このままだと殺られる!!
横島は本能でそう感じ・・・・

「サイキック・猫だまし!!」

バチン!!

一目散に逃げた・・・が!!

シュン!!

「な!?」

横島の逃げより早く回り込む・・・俺、義王

「おまえは もう あやまってもゆるさないぞ・・・」
「なじぇーーーーーーーーー!?」

もうこうなったら戦うしかない!!と覚悟を決めた横島。
その時、命の危機からか、横島の霊力は極限まで高められ・・・

ブン!!

「こ、これはあの時の二文字文珠!?」

二文字文珠が出た

「こ、これならコイツを倒すことが!!」

そう言って横島のこめた文字は、アシュタロスさえ傷つけた

『粉』『砕』の二文字。

「くらえーーーーーーーー!!」

ガギャァアッ!!!

ケロリ

「!!」

だが、俺には傷一つ無かった。

「魔人に傷をつける事が出来ても・・・たった一人の人間は壊せないようだな・・・・」
「な・・・な・・・なにものなんだ・・・・」
「とっくにご存知なんだろ!?」
「いや・・・・知らんから・・・・」

「オレは今日という日を心底怨み、チョコを貰った男を倒す・・・」

「おだやかな心を持ちながら、激しい嫉妬によって目覚めた伝説の戦士」

「スーパー嫉妬人義王だ!!!!!」

どーーーーーん!!

「・・・・・・・」

俺の話を聞いて、開いた口が塞がらない横島

(・・・こいつは嫉妬の心だけでアシュタロスを超えとんのかい!!)

そんだけで憎いのさ・・・バレンタインデーが・・・。

「さあ・・・おしゃべりはここまでだ・・・・」
「ひ、ひい〜!?」

ゆっくりと、だが確実に横島に近づく俺。

(お、俺はこんなあほな理由で、殺されるんかい!?)

「・・・・・・さらばだ・・・」

俺の貫き手が横島を貫こうとした瞬間・・・・


「先生になにするでござるかーーーー!!」 ザシュ!!
「狐火!!」 ボウ!!
「みんな!お願い!!」ピロロロロ〜♪
「「「「任せなおキヌちゃん!!」」」」←石神とか浮遊霊とか
「エルボー・バズーカー!!」 ドカン!!
「えーい!♪」←箒で叩く
「仏罰です!!」 ザシュ!!!
「貧ちゃんアターック!!」「あ、ちょ、小鳩!?」 ビューン!!
「机ボンバー!!」 ガス!!
「冥子・・・・泣いちゃう・・・え〜ん!!」 ドガーン!!!
「いくでちゅよ眷属達!!」 バサーーーーー!!
「バズーカー・・・発射・・・」 ドカーン!!
「極楽に・・・逝かせてあげるわ!!」 バシーン!!
「鞄アターック!!」 バコン!!


「うぎゃあああああああああああああああああああああ!!!!!!!」


様々な攻撃を食らった俺は、その場にぶっ倒れた

(文珠すら効かなかったのに・・・・すげ〜な〜・・・)

「大丈夫でござるか先生!!」
「お、おお・・・・」
「たく・・・なんなのコイツ?」
「さ、さあ・・・?」

ただの嫉妬の塊です

「今、ヒーリングしますね!!」
「あ、ありがとう・・おキヌちゃん・・・」
「あ、私も・・・」
「あ、どうも魔鈴さん・・・」
「・・・人間の確率・・・98.01パーセント・・・」
「・・・いちを人間なのね〜」
「さっき〜金色に〜光っていたような気が〜・・・」
「小鳩・・・なんやねん貧ちゃんアタックって・・・」「あ、いや・・・泣いたらダメよ貧ちゃん・・・」
「彼のピンチを助けて・・・そこから燃え上がる恋・・・青春よね!?」
「こいつ面白いけど・・・ヨコシマに手をだしたからペットにはいりまちぇんね・・・」
「ええ・・・ってパピリオ?ペットを飼っていいなんていった覚えありませんよ!?」

そんなこと言わず・・・是非ペットにしてください・・・

「さて横島・・・誰のチョコが一番美味しかったか・・・」
「そうね・・・そのために追ってきたんだし・・・」
「げっ・・・・やっぱり決めなきゃいけないんっすか?」


憎い・・・・バレンタインデーが・・・・

憎い・・・モテる野郎達が・・・・

憎い・・・・


「さ、そんなのは、ほっといて戻るわよ!」
「そうですね・・・」

横島を囲み、事務所に戻ろうとする女子達に・・・

「ちょ、ちょっと待てよ・・・」

ヨロヨロっと立ち上がった俺がストップをかける

「なによ・・・まだやる気?」
「しつこい男は嫌われるでござるよ・・・」

グサグサ!!

「ほんとに・・・もてない男のひがみというか・・・嫉妬というか・・・」
「醜いでちゅ」

グサグサグサ!!

あ、やばい・・・泣けてきた

「き、貴様ら・・・・・・殺す!!」

そう言って俺は天に向かって両手を掲げた

「ブ男・・・ヒョロ男・・・クリスマスを1人で過ごし、正月も1人で過ごした男達よ・・・・・」

そう言う俺の頭上に、黒く禍々しい大きな玉ができあがる

「バレンタインデーを怨むモテない男達よ・・・オラに・・・オラに・・・・」

段々と、義王の頭上の黒い玉が、大きくなっていく

「オラに・・・その怨む気持ちのほんの少しでいいから・・・・」

・・・誰もいらないから・・・そんな気持ち

「オラに・・・その気持ち・・・わけてくれ・・・・」

そう言うと、その禍々しい黒い玉が一気に大きくなった。
多分誰も要らないから全部あげたんだろう

「オラに嫉妬をわけてくれーーーーーーーー!!!」


ゴオオオオオオオオオオオオオオオオ!!!!!


「嫉妬玉・・・だーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー!!!!!!!」

俺の作りだした嫉妬玉が美神達を襲う!!

ドゴオオオオオオオオン!!!!



「はあ、はあ、はあ・・・か、勝った・・・・」


そういって俺は、爆煙が立ち込める中、その場に大の字になって倒れた。

「はあ、はあ、はあ・・・・・・」

虚しい勝利だ・・・・。あまりにも虚しい・・・勝利だ・・・。

そう思い、ガラにもなく黄昏ていたら・・・・


「・・・・これがなんだってのよ?」

爆煙の中から人の声

ギョ!?

「・・・な、なぜだ・・・・?なぜ嫉妬玉が効かないんだ!!??」

義王の言葉に、爆煙から無傷で出てきた女性達は答えた

「ふん・・・先生が糞狐と一緒にうどんを食べにいったり・・・」
「馬鹿犬の散歩から帰ってくるのが遅かったり・・・・・」
「家に食事を作りに行った時、すでに他の女性が作ってたり・・・」
「作りに行っても・・・本人はどこぞのレストランに行ってたり・・・」
「他の女性と・しゃべるの見る・エラー発生します」
「せっかく自分のレストランに誘っても、他の子まで連れてきたり・・・」
「え〜と〜他の子と〜しゃべってるの見ると〜心が〜黒いくて〜怖くなるの〜」
「心を覗いたら他の女の事を考えてたりするのね〜」
「まあこの気持ちも青春よね!?」
「せっかく遊びに来てるのに、ずーとパピリオばっか構ったりして・・・」
「パピリオとお風呂に入っても反応しないんでちゅ。」
「私など・・・全然会えずにいるんだぞ・・・・・」

「???」
「ま、アンタにはわかんないでしょうけど・・・・・つまり・・・」


「「「「恋する乙女の嫉妬心に比べたら!モテナイ男の嫉妬心なんて目じゃない(でござる)(ね〜)(のよ)(んです)!!!」」」」

ガーーーーーーーーーーーーーーーーン!!

そう言う乙女達の頭上には、さっきの嫉妬玉よりも倍近く大きく色がピンクの嫉妬玉

「さあくらいなさい!!これが恋する乙女の嫉妬玉よ!!!!」


ピンク色のでっかい嫉妬玉が俺を襲う・・・・


「ウギャーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー!!!!!!!!!」


そこで・・・俺の意識は途切れた


「おい兄ちゃん・・・大丈夫かい・・・・」
「お、親父さん・・・」
「あ〜あ・・・ボッロボロだな〜・・・」
「ふっ・・・やっぱ恋する乙女は強いぜ・・・・」
「・・・まあ兄ちゃんにも・・いつか彼女が出来るからさ・・・今日みたいなことは・・・」
「・・・俺が19年(もう直ぐ20年)生きてきた中で、何回その台詞を言われたと思う?」
「・・・・・・」
「ふう・・・ま・いっさ・・・」
「・・・まあこれでも食って・・・がんばんな兄ちゃん・・・」

そう言って親父が出したのは・・・おでんの入った器だった

「親父・・・これ・・・」
「・・・俺からのバレンタインプレゼント・・・だよ・・・」
「親父・・・・・


俺にそんな趣味はないぞ!?」
「だああああああ!!」

そう言ったあとかじったガンモは・・・冷えてて美味しくなかった


教訓

「女の嫉妬の方がはるかに怖い」



{あとがき}

書いてて虚しくなってきたよ・・・義王です

はあ・・・なにやってんだか俺は・・・・・

さっさと「許せない自分を」の続き書こう・・・・

PS

もう好きにに呼んでください・・・

BACK<

△記事頭

▲記事頭

Gポイントポイ活 Amazon Yahoo 楽天

無料ホームページ 楽天モバイル[UNLIMITが今なら1円] 海外格安航空券 海外旅行保険が無料!