インデックスに戻る(フレーム有り無し

▽レス始

「バレンタイン特別版 GSの集まるおでんの屋台 前編(GS+オリキャラ)」

義王 (2005-02-13 11:55/2005-02-13 11:57)
>NEXT

注意:この話は、「許せない自分を」とは一切関係ございません・・・義王


「ヒック・・・うい〜・・・おやじ・・・もう一杯・・・」
「兄ちゃん・・・ちょっと飲みすぎだよ〜」
「・・・・」
「何があったかはしんな「今日だけは!!」
「今日だけは・・・黙って酒を注いでくれよ・・・」
「・・・・しょうがないね〜・・・」


   GSが集まるおでんの屋台 (前編)

ここは何故かGSが自然と集まるおでん屋さんの屋台。
客は坊主頭の大柄の男1人だけだった。

「ううう大体よ〜・・・誰がこんな日を作ったんだよ〜・・」
「・・・そりゃ・・お菓子メーカーかどっかじゃないんですかい・・・」
「・・・余計な日を作りやがってよ〜・・・糞ったれが・・・・世間もお菓子メーカーの策略に乗ってんじゃねーつーの!!何がバレンタインだ糞が!!」

今日はバレンタインデー
お菓子メーカーの策略にはまってるのか、それともあえてその策略にはまってるのか・・・嫌な日である
男が店の親父に愚痴って酒を飲んでると・・・

「・・・・こんにちは・・・」
「あ、いらっしゃい・・・珍しいですね・・お1人ですか?」
「は、は、は、は・・・どうもね・・・嫌な事があったりすると此処に来てしまうんだよ・・・」

ロン毛のすかした中年が入ってきた・・。
どうやら常連らしい・・・・。

「・・・嫌なことね〜・・・今日みたいな日は、西条さんみたいな人が主役でしょうに・・・・」
「ははは・・・嬉しい事を言ってくれる・・・・でもね・・・・・」

そう言ってそのロン毛の中年野郎は大きな紙袋を持ち出し・・・

「こんだけチョコを貰っても・・・本命から貰わなくちゃ嬉しくないんだよ・・・・」


ブチ!!


大柄な男が、ロン毛中年の長うざい髪を引っ張り・・

「き、キミ!?い、痛い!!引っ張るな!!」

店から連れ出し・・・

「くっ!!くらえ!!」

バンバン!!

キンキン!!

「な!?銀の弾がきかない!?ならば・・・ジャスティス!!」

キン!!・・・パキン!!

「な!?ジャスティスが!?」

ウイ〜〜ン・・・・

何処からとも無くバリカンを取り出し、男の頭を掴み・・・


「本命がどうとか・・・贅沢言ってんじゃねーぞゴラ!!」
「や、やめろーーーーーーーーーーーーーーーー!!」

ガ、ガ、ガ、が、が、ガ、ガ・・・


「ふう・・・動いたせいか、少し酔いが回ったかな・・・気分悪い・・・」
「お、お客さん・・・」
「ああ・・・大丈夫・・・死んじゃいないよ・・・・多分・・・」
「多分って・・・」
「あ〜そんなことより・・・酒だ酒!!」
「はあ・・・・」

と、大柄な男はまたも愚痴をこぼしながら酒を飲む
親父はロン毛の事が気になったが・・・

(下手なこと言ったら・・・俺が殺される・・・)

なんて思い、黙って酒を注いだ・・・


しばらくすると・・・


「・・・今晩は・・・少しかくまってもらっていいですか?」
「あ、協会ん所の・・・ええ・・どうぞどうぞ・・」

美形で金髪の青年が入ってきた。

「すみません・・・・」
「今日は、どうしたんです?」
「あ・・・その・・・エミさんに追っかけられて・・・」
「ああ・・・彼女ね・・・」
「ええ・・・僕も普通のチョコレートを貰う分にはいいんですけど・・・・」

と言った美形の金髪野郎は、これまた大量にチョコレートの入った袋を出してしまった

「あ・・・・」
「彼女のチョコレートには、呪いか何かが入ってそうで・・・ってどうしたんですか?」


ブチン!!!


坊主頭の大柄な男は、何処からかニンニクを取り出し・・・

グチャ!!

金髪野郎の顔面にぶつけた

「な、何をする!?うっ!!この臭い・・・・ニンニク!?」

金髪野郎は、慌てて店から出て、逃げようとするが・・・

ガシ!!

「待て糞野郎・・・・」
「な、なにを・・・」
「呪いが入っていようが・・・・毒が入っていようとな・・・・・
貰えるだけありがたいと思いやがれ!!」

ブチュ×2

「うががががががが!?」

鼻の穴にニンニクを詰め込まれた金髪野郎に更なる追撃。
何処で用意したやら、男は棺おけの中に金髪野郎を入れ、

「・・・・俺からバレンタインデーのプレゼントだ・・・」

と言い、ニンニクを大量に入れふたをして・・・

カンカンカン・・・・

グールグール・・・


ドボン!!


ふたを釘で打ちつけ、有刺鉄線を巻きつけ、近くの川に落とした・・・


「ああ〜気分悪い・・・」
「お、お客さん・・・」
「大丈夫だろ?そのうち呪いのエキスパートやらが見つけ出す・・・・だろ?」
「ま、まあ、彼女なら多分・・・・」
「・・・・そのまま茨の道にでも逝っちまえばいいんだ・・・」
「あ、は、は、は、は・・・・」


此処は何故かGSの集まるおでん屋の屋台

その後も、張子の虎や、マザコンバトラーやらが来たのだが・・・

「魔理しゃんに貰ったんじゃ親父さん!!」
「けっ・・・俺は興味ねーって言っておいたのに・・・いざ貰ってみると嬉しいもんだな・・・・・・なあ親父・・」


ブチ!!


「な!?急になんですかいノー!?」
「なんなんだテメーは!?」


バキボコ!!
グチャ!!ドチャ!!バキ!!

「・・・・う、うが・・」
「・・・つ、強い・・・」

張子の虎は、頭から『ワッシは言葉が変なウドの大木』とかかれたプレートをかけられ、目立つ場所に放置
マザコンバトラーは服を破かれ背中に『ママ命』と油性ペンで書かれ、全裸で放置された

「・・・けっ!!張子の虎の癖に貰ってんじゃねー!!」
「マザコンの癖に母親以外の人から貰ってんじゃねーぞ!!」


男の名は・・・義王
母親からも貰えない哀れな男だった・・・


後編へ続く

>NEXT

△記事頭

▲記事頭

Gポイントポイ活 Amazon Yahoo 楽天

無料ホームページ 楽天モバイル[UNLIMITが今なら1円] 海外格安航空券 海外旅行保険が無料!