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「想像主たる光が落とした影外伝 狩人の月(GS+AVP+犬狼伝説)」

人狼 (2005-02-09 19:10)
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創造主たる光が落とした影外伝 狩人の月 

第一話 秋休みのアルバイト

横島忠夫が特機養成校「ツフト・シャンツェ」に入校して、
2年目の秋休みの事。他の者が郷里に戻る中、横島は鬼剣の誘いで
ある仕事を引き受ける事になった。

彼は仕事の内容を詳しく明かそうとせず、ただ「お前になじみのある場所だ」
と言って笑った。
横島の他には、普通科の、雪之丞と宮村とか言うおっさん。衛生科から、
宮田とか言うにーちゃんが参加することになった。
まずは装備を揃えるため、首都G本社の武器庫をあさることにした。

「とりあえず、すげー寒い所に行くから、これは必須装備な」

そう言って、鬼剣が武器庫の一角を指さした。
そこには各国の妖刀や聖剣などが並んでおり、短剣から長刀まで多種多様な白兵戦武器が置かれていた。

「どれでも好きなもん選べ。でも、・・・村正とかはやめといた方がいいぞ」

刀夜は、にっこり笑いながら、古ぼけた刀に手を伸ばしかけた横島に言った。
横島は、驚いて手を引っ込めると、今度は近代的なグリップの刀を恐る恐る手に取った。

「いいもんに目え付けたな。そいつは、今度特機隊の正式装備に採用する。
量産妖刀の鬼火丸だ。まあ、それが一番無難だな」

ほかの三人が次々と手に取るのを横目で見ながら、鬼剣は
埃を被った、柄が蛇の頭になっている剣を取り出した。

「おーい鬼剣、妖刀なんて量産できる物なのか? って、なんだそりゃ?」

横島が、怪訝そうな顔つきで、刀夜の手の中の刀を見た。
柄が自分の尾を咥えた蛇を模られ、蛇の腹から突き出るように、刀身が伸びている。

鬼剣は、横島のほうへ振り向くと、ニヤリと笑って答えた。

「こいつは妖刀大水蛇、爺さんの代からあるんだ。どうやって手に入れたかは知らんが、
大変な値打ちもんらしい。名前が名前だし、寒いとこに持っていくには
ちょうどいいと思ってな。で、なんだ?」


「妖刀って量産できるものなのか?」

量産と言う言葉を聞いて、横島は怪訝そうな顔をする。
確かに、量産妖刀などと言われたら、気になるのは当然だ。

「量産って言っても、鬼の鍛冶師が一本一本鍛えた代物だからな。品質には自信あるぞ」

ちなみに、この鬼の鍛冶師の採用試験は、一晩で百本、一定品質以上の刀を打たなければならないと言う、まさに鬼のような条件である。
それでも、週休二日制だし「真打」と言って、億の値がつくような傑作を打つと、
ボーナスが支給されるので、雇用条件は悪くないのだが、
何しろ試験が厳しいので、何人もの鬼が試験の最中に倒れ、鬼殺しと異名を取った、
まさに茨の道な職業なのである。

結局、横島と雪之丞、残りの二人も、鬼火丸を選んだ。と言うより、他は怖くて手が出せなかったのだ。何しろ、流星の如く速く動けるようになるが、とまれなくなる短剣やら、
百の鬼を呼び出す妖刀、抜いたら動くもの全てを攻撃し、1000日間たつまで止まらない剣などなど、説明だけで、触りたくなくなるような代物ばかりなのだ。

白兵戦用の武器を携帯させるのは、
きっと寒さで銃が動かなくなる事を警戒しての事だろう。
刀夜は次に銃器のコーナーに案内すると

「それじゃ、銃は各自自由! でも、サイドアームはリボルバーがお勧めだぞ」

とかなんとか言いながらも、鬼剣は愛用のモーゼルM712を装備品の中に加えていた。
相当カスタムされているらしく、雪の中でもなんのその! と言う自信があるらしい。

横島が自分の銃を選んでいると、雪之丞がニヤニヤ笑いながら
二丁のリボルバーを持ってきた。

「横島ぁ、これにしようぜぇ」

彼の持っていたのは、トーラスM454。某日仏合作映画でも使われた銃で、
使用する454カスール弾は44マグナム弾の二倍以上のパワーがある。
曰く、「この銃は急所に当てる必要なんてねぇ、手の先に当たって衝撃で殺せる」
と言う恐ろしい銃である。

妙に薬莢のでかい使用弾薬を見て、横島が呟いた。

「う、なんか反動きつそうやなぁー」

その通り。筋力が弱いと、一発で肩が外れるほど強力な銃だ。

「なに言ってやがる、きつい女はお前の好みだろ」

「それとこれとは関係ないだろーが」

・・・とまあ、横島と、雪之丞が掛け合いをやっている時、
宮田・宮村両名は刀夜に呼ばれ、今回の仕事についての相談をしていた。

「今回の仕事は、何かいやな予感がする。兵站部には対神・魔族用の
執行実包を請求しておいた」

刀夜は深刻な顔をして二人に切り出した。

「今度の仕事、一体どこへ行くんですか?」

と宮村。宮村は元自衛隊の隊員で、その霊的才能から養成校に引き抜かれた猛者で、
横・雪コンビの2年先輩に当たる。宮田は元医大生だったのを、ヒーリングの才能から
養成校に引き抜かれた二人の1年先輩だ。

刀夜は苦い顔のまま言った。

「かつて、大魔族アシュタロスがその本拠にしていた地。・・・南極だ」

「南極!? まさかまた奴が・・・」

宮村と宮田が顔色を変えてうろたえた。
だが、刀夜は首を横に振ると、事のあらましを説明した。

「違う、昨日だか一昨日にウェイランド社の衛星が南極の氷下600m
に熱源反応を感知した。そして、同社のその後の調査の結果それは3大文明や他の文明の特徴を含んだ遺跡である事が判明した。ここまで言えば分かるだろ。遺跡の発掘調査隊をウェイランドが派遣する事になり、極秘裏に俺達にも警護の要請が来たのさ。
遺跡と言えば、怨霊やアンデット、時に魔族の巣窟になっているからな」

ちなみに、国際発掘隊や大掛かりな調査チームには、特機隊が必ず呼ばれていたりする。
「ハムナプトラ」などは、あながち嘘でもないのだ。

「皆で楽しい楽しい南極旅行だ! 武器を選び終わったら
ギアを着装して、ヘリポートに集合しろ!!」

刀夜が、宮田・宮村と、まだ武器を選んでいる横・雪コンビに
聞こえるように、大声で叫んだ。


後書き

初めましてm(_ _)m 人狼と申します。
感想ご意見お待ちしております。辛口の方は・・お手柔らかに・・・。

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