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「GS横島 IN Fate 第八話改訂版(GS+Fate stay night)(GS+Fate stay night)」

ブルガ (2005-02-04 02:48/2005-02-05 01:07)
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どうにかこうにかバーサーカーとイリアから逃げだすことに成功した横島たち。セイバーを救った白い影の正体は?どうなる『GS横島 IN Fate 第八話』


バーサーカーから逃げ出した一行は全力疾走で衛宮家の門をくぐり居間についた途端、崩れ落ちた。
「ぜい、はー、なんとかうまくいったみたいだな」
「あ、あんなのありなの?足の小指って・・・・」
「わっはっは、あのぐらいで参ってたらGSなんかやってらんしな」
「・・・まさか、いつもあんな感じで?」
「おう、まだまだ序の口だ」
その言葉に凛は余計疲れたように暗くなった。
「横島先生!拙者を忘れないでほしいでござる!」
一行の中でセイバーを抱えて走っていたにも拘らず全く疲れた様子を見せない少女、つまり・・・
「おお、悪い悪いしばらくぶりだなシロ」
「うう、よこしませんせ〜い!!」
そう叫ぶとシロは横島の上に馬乗りになり顔をぺろぺろとなめまわし始めた。
「こら!恥ずからやめろ!」
「いやでござる!」
はたからみるとバカップルにしか見えない二人を冷ややかに三対の瞳が見ていた。
「兄貴、そろそろその人のこと紹介してほしいんだけど」
「あ、すまん。そうだな、こいつは犬塚シロって言って俺の一番弟子で人狼だ」
「人狼?」
「そうでござる。拙者は誇り高き武士の子でござるよ」
「ということは人間じゃないって事よね?よく今まで・・・横島君の言葉を信じるなら約10年間も無事だったわね?」
「そういえば・・・今までどうしてたんだ?」
当然の疑問をシロに投げかけるとシロは遠い目をして語り始めた。


「・・・拙者がこちらにきた時、拙者はここより遠く離れた土地。よーろっぱという所にいたでござる」
「ヨーロッパ!?」
「右も左もわからぬ土地、しかも言葉は通じ無い、拙者は途方に暮れていたのでござるが、親切な方が見るに見かねて拙者を保護してくれたのでござる。
拙者しばらくその方の元で仕事の手伝いなどをしていたのでござるが、ある日の事、教会の代行者を名乗るものの襲撃を受け恩人と離れ離れとなり、それを機に日本まで旅を始める事にしたのでござる」
「・・・まさか、徒歩で?」
「それしかなかったでござるよ、・・・つらく長い旅でござった・・・しかし拙者は挫けなかったでござる!日本にはきっと横島先生がいる。そう信じてロシアの寒波にも負けず、代行者の襲撃をかわし、某北の工作船に潜入して日本を目指したでござる・・・途中海保の巡視船に銃撃を食らい沈みかけたでござるが・・・とにかく拙者はこうして日本の地を踏むことができたのでござる」
「・・・・・・・・」
三人はかなり壮大な物語を固唾を呑んで聞いていた。
「日本についた拙者は、早速横島先生の匂いを嗅ぎ分けて向かおうとしたのでござるが、ここでもまた日本を担当している代行者に狙われて撒くのに苦労したでござるよ」
「よく逃げ切れたな」
「ええ、あのとき食べていたメシアンのカレーが無かったら今頃どうなっていたことか・・・」
「カレー・・・?」
「なぜかその代行者、カレーに異常に反応していたのでござる。そこで拙者、一計を案じカレーを使い代行者をおびき寄せ、海に落としたでござる。」
「カレー好きの代行者って・・・・しかもそんな罠に引っかかるなんて・・・」
「しかし、なぜ横島先生は10年前と同じ姿なのでござるか?」
遠坂の疲れたようなつぶやきを無視してシロは尋ねた。
「ああ、俺がこっちに来たときなんでか体が縮んでたんだよ」
「そうなのでござるか、拙者はなんとも無かったでござるが・・・」
「体質の違いかなんかだろ。それに今ここでどうこう言っても始まらないし、この件はこれで終わりにしてこれからのこと考えないとな」
「・・・そうね、いつまでも落ち込んでられないし」
「これからの話?そういえば先生たちはあのような場所で何をしていたのでござるか?」
「そういや、説明してなかったな」

かくかくしかじか

「ほえー、なんでも願いがかなうのでござるか、拙者はさんぽがいいでござる!」
「もう勝った気でいるし・・・しかもさんぽって、そんなこと聖杯に望むなんて・・・」
呆れ顔の遠坂。
「まあシロだし」
「それでこれからどうするのでござるか?」
「んー、そうだな・・・・・なあ凛」
「何?」
「俺たちと組まないか」
「え・・・?」
「兄貴?」
「ヨコシマ?」
「横島先生?」
怪訝そうに4人は問い返した。
「だってそのほうが凛にも俺たちにも得だぞ」
「・・・確かにね、私のアーチャーは本調子じゃないし、衛宮君のセイバーにいたってはマスターがへっぽこのせいでろくに力を出せないみたいだし」
「だろ?」
「へっぽこって・・・」
「事実でしょ?」
「・・・う」
反論できずに両手を地に付けて嘆く士郎。
「ま、それはともかくとして手を組むって話、乗らせてもらうわ」
「お、そうか」
「私も賛成です」
「拙者は横島先生についていくでござる」
「だそうだ。どうする?士郎」
全員(士郎を除く)の視線がいまだに落ち込んでる士郎に向けられた。
「・・・うう、どうせ俺はへっぽこだよ・・・」
「諦めろ。きっとそのうちいい事あるさ」
やさしく励ますように肩を叩いてやる横島だった。


「じゃあそういうことで今日はもう遅いし、具体的なこととかは明日決めよう」
「そうね、私もアーチャーに説明しなきゃいけないしそろそろ帰るわね」
士郎は放って置かれたままで話は済んでしまった
「あ!遠坂」
「何?衛宮君?」
「いやさ、これえからよろしくってことで」
す、と右手を差し出す。
「・・・ああ」
それに気づいた凛は士郎の右手をにぎった。
「これからよろしくね、士郎」
「ああ、よろしく頼む」


そのころのアインツベルン

「バーサーカーまだ痛いの?」
「イリヤ、今はそっとしてあげたほうがいい。」
「そうですね、理性が無くとも屈辱を受けたことはわかるのでしょう」
「■■■■■■■■■■!!」
「ええ、今度は殺してあげるんだから」
理性がなくなっても仇敵の顔は覚えたバーサーカーと復讐に燃えるイリヤだった。


あとがき

お久しぶりです。ブルガ復活です。
楽しみにしている皆さん、まずは申し訳ありませんでした。
ここまで更新が遅れた理由はいくつかあるのですが一番重要なこととして
まず
HDが天寿を全うしました
あれは昨年末30日のことです。
合戦場(または聖戦)から帰還し、いつものようにパソコンを起動させました。
しばらく異常は無かったのですが、いきなり異音を発しそのままブツンと青い画面になりました。まさかと思い何度か付けたり消したりを繰り返したのですが変わらず、天寿を全うしたことがわかりました。
幸いにも安い内蔵HDを増設用に買っていたので、そっちをメインに復活しました。
そのときに一部を除きデータが吹っ飛んでしまったので入れ直しに、ネットの再接続を行い基本状態に戻すことに成功。
なにぶん初心者なもので手際も悪く時間がかかってしまい、環境を整えたと思ったらテスト期間に突入たので、しばらく封印となってしまいました。
テスト終了後にもこれをリハビリかわりに書き始めていたのですがモチベーションが上がらずここまで遅くなってしまいました。
ここに深く謝罪いたします。
今後は多分週一程度で載せられると思います。
これからもよろしくお願いいたします。          ブルガ

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