時は横島が栄光の手を使えるようになった時。
「おおー!これぞまさしく栄光の・・・手?」
いきなり栄光の手の霊力が手の平に収束されていく。
「な・・・なんじゃこりゃ?!」
そして、収束が終わると――――
霊波刀ではなく、
霊剣になった――
栄光の手が、確りと横島の手に握られていた―――
「へ?」
間抜けな声を出したが、すぐに――
「な・・・なんじゃこりゃ―――!!」
・・・すぐにはちゃんとならなかったようだ。
「って!横島さん!前!」
「へ・・・?ってうおぅ!?」
いつの間にかゾンビが襲ってきていた。
「コンチクショー!コンチクショー!」
ザン!ザクッ!ズバシュ!
とりあえず霊剣で斬ることにしたらしい。
「コンチクショー!コンチクショー!・・・あれ?」
何十回か振り回した結果、ゾンビを全滅できたらしい。
が、
「・・・なんでこんなに来るんじゃー!!」
増援のゾンビが来たため、戦うことに。
そのころ、ピート達はと言うと――
「終わりよ!雪之丞!!」
「く・・・・」
「死・・・」
ドキャ!
「そうはさせるか・・・」
何とか持ち堪えてるようだが、倒されるのも時間の問題だろう。
――何か無い限りは。
そしてその”何か”は来た―――
ザクッ!
「く?!」
右手を霊剣が斬った。
突然の事に驚くが、すぐさま冷静になり攻撃を仕掛ける
「っ危ねぇ!何しやがる!」
と言いつつ霊剣―栄光を掴むべき剣と名づけたようだ―で跳ね返す。
そして間合いを詰めて斬る、斬る、斬る――
致命傷までとは行かないが少しずつダメージを与えてるようだが――
逆に横島の方はそうは行かない。
現在は霊剣を維持するため霊力はほぼそちらに行っている為、
霊的防御は一般人より辛うじて少し多い程度。
当たったらそれこそ一大事。
だから――
「雪之丞!ピート!後は任せた!」
――逃げる。
「ああ、任せろ!」
「はい!分かりました!」
数秒の沈黙。
「「って、待てー!(待ってください!)」」
「・・・少し同情するわ。」
閉話休題。
さて、これは一つの可能性。
いつ、どこがどうなるかなんて誰にも分からない。
たとえ、どんな存在でも。
たとえ、どんな物でも。
さて、この話はどう歩くのか・・・
あとがき・・・もとい言い訳
今回初の投稿です。短いような気もしますがそこら辺は何とかします。多分。(マテ
まだまだ変な所などがあるでしょうが宜しくお願いします・・・