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「龍の戦い EPISODE 02(GS+仮面ライダー龍騎)」

びっくみん (2005-01-26 13:27)
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                オープニング


 ガラスの割れるような音とともに、紅い身体の戦士が垣間見える。

 横島忠夫・ワルキューレ・メドーサの順番に現れる

 三人が交差する

 仮面ライダーナイトが最初に現れ、ウイングランサーで敵をなぎ払う

 仮面ライダー王蛇が現れ、その凶暴な力でナイトに襲いかかる

 最後に仮面ライダー龍騎が現れ、ドラグセイバーで敵に斬りかかる


 横島・ワルキューレ・メドーサがそれぞれVバックルにデッキを装着!!

 龍騎に変身した横島が、ドラグクローから昇竜突破を放つ!!

 その炎を切り裂いて、統治者・仮面ライダーオーディンが出現、ゴルトバイザーにアドベントカードを装填しゴルトセイバーで龍騎に斬りかかる!!


 虚像世界と現実世界の三人が、背中合わせに東京タワーから街を見下ろす。

 虚像世界を一人歩く龍騎の背後を、契約モンスター・ドラグレッダーが雄々しく飛び回る

 横島・ワルキューレ・メドーサの順番に映り込み、三人のライダーが激しく戦いの火花を散らす!!


龍の戦いのテロップが映る


EPISODE 02 凶牙の戦士


 「はあぁっ!!」


気合一発、龍騎はディスパイダーに立ち向かった。ディスパイダーはカウンタ攻撃を仕掛け針を飛ばしてくる。
 常任の眼には捉えられないその攻撃を、龍騎は掌で次々と払い落とす。


 「す、すげぇ・・・おい!!あいつあんな実力の持ち主だったのか?!」


雪之丞の質問に、美神は答えられなかった。それは仕方がないことだった。彼女自身、横島がこんな力を秘めているとは少しも思っていなかったからだ。
 現実世界でそれを見守る仲間を尻目に、龍騎はいったん距離を取って体制を整えた。
 デッキからアドベントカードを選び出し、装着された“龍召機甲”に装填する。

 「ソードベント」

 機械音が発せられ、龍騎の頭上から一振りの青龍刀が舞い降りてきた。
 龍騎の右手に収まった“紅龍刀”は、鋭い光を発し主の心を奮い立たせる。

 
 「よっしゃぁぁぁぁぁぁあ!!」


龍騎はドラグセイバーを構え、凄まじい攻撃を炸裂させた。


 「す、凄い!!あんな、剣術は生まれて始めて見ます!!」

 (うむ。あれならば、斉天大聖にも引けは取るまい!!いや、天竜王さえ凌駕するやもしれぬ)

 『てっいうか、あの機械どこの闇市場で手に入れたワケ?絶対聞き出してやるワケ!!』


 若干一名、違うことを考えているようである・・・・・


 「あんなの見せられたら誰だって欲しがるワケ!!」


 著者の思いに答えるんじゃない・・・・
 変な目で見られても知らんぞ


 龍騎の攻撃が、ディスパイダーの巨体をどんどん傷だらけにしていく。
 負けじと針を飛ばすが、紅龍刀の刃のに叩き落される。


 『頃合か・・・・よしっ!!』


 龍騎はもう一度距離をとる。


 「な、何してるワケ?!息の根を止めるチャンスなのに!!」

 「一発ぐらいくらったか?」

 「いいえ!!横島さんは勝負を決めるつもりです!!」


 小竜姫の考えは当たっていた。
 龍騎は最後のアドベントカードを装填した。


 「ファイナルベント」


 龍騎は両腕を前に突き出し、上体を低く構えた。
 精神集中に呼応するかのように、紅い龍が龍騎の周りを低く飛び回った。


 「はぁっ!!」


 龍騎は空高く飛び上がった!!


 「紅龍天覇脚!!はぁぁぁぁぁぁぁぁあ!!」


 紅蓮の炎を帯びた龍騎の身体が、ディスパイダーに向かって一直線に突っ込んでいく。
 ディスパイダーは回避しようと脚を動かそうとしたが、蓄積されたダメージがそれをさせなかった。

 そして、次の瞬間。龍騎の必殺の一撃が、ディスパイダーの身体を貫いた!!


 「キ・・キッッ!!キシャァァァァァァァァァァァ!!」


 ドグォォォォォォォォォォォォォン!!

 ドォォォォォォォォォォォォォォン!!


 「いよっしゃぁぁぁぁぁぁぁぁっ!!」


 ディスパイダーは爆発とともに、白いエネルギー体になって空高く上っていくところだった。

 が!!

 それをドラグレッダーは逃さず飲み込んでしまった。
 弱肉強食・・・
 強いものだけが生き残るこの掟は、虚像世界のモンスターたちにとって絶対の存在。
 そして、解き放たれた囚人たちの運命も・・・・・


 龍騎は虚像世界から脱出しようとした。
 しかし、もう一人の戦士がすでに目覚めていた。


 パチパチパチパチ・・・・・パチ・・パチ・・・


 龍騎は拍手の方向に振り向いた。

 そこには、美しい紫色の髪と冷たい美しさをもつ女性が立っていた。


 「なっ!!メドーサ!!」

 「はあ?!あの女・・・いつのまに・・・?」


 現実世界で驚愕している美神たちを満足げに一瞥すると、すぐ龍騎に向き直った。


 「くくく・・・さすがだねぇ・・・横島忠夫。いや、無双龍・龍騎!!」

 「メドーサ・・・まさか、お前も・・・?!」

 「そうさ・・・あたしもお前同様、虚像世界から現実世界に転生した一人・・・」


メドーサは微笑むと、胸元からデッキを抜き取った。


 紫色のデッキに刻まれたエンブレムは・・・・金色のコブラ・・・・

 
 「凶牙・・・お前、王蛇だな・・・」

 「ふははははは!!ご名答・・・・しかし、驚いたよ。まさか、あんたに最初に出会えるとはねぇ。
  運命?いや・・・宿命か・・・・・くっくくくくくくっ!!
  さて・・・お喋りはここまでだ・・・・始めようじゃないか!!宿命のバトルロワイヤルをねぇ!!変身!!」


 メドーサはVバックルにデッキを装着すると、紫色の光に包まれた。

 光が晴れると、そこには超戦士・王蛇が立っていた。


 「そうそう・・・・いい忘れてたけど、美神。お前の不戦勝だよ・・・」

 「はあ?何の話よ!!それに、あんたも横島君もその力は何なのよ!!」


美神の問いに、メドーサは楽しそうに答えた。


 「くくく・・・あたしらの契約モンスターはねぇ、生きた人間が大好物なんだよ。
  だから、ついさっき・・・勘九郎を控え室に呼び出してあたしの相棒の餌にしてやったのさ!!」

 「なっ・・・?!王蛇・・・お前・・!!」

 「これが戦いなんだろ。違うのか?」


二人の心に呼応したかのように、ドラグレッダーとベノスネーカーが互いに威嚇しあった。

 それは、あたかもバトルロワイヤルの本格的始動を告げるかのようだった。


 NEXT EPISODE


                  次回予告

 「はぁぁぁぁぁぁあ!!」

 「戦わなきゃ生き残れない・・・それがルールです」


             NEXT EPISODE

                “蠢くもの”

             戦わなければ、生き残れない!!


  

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