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「安らかな休日を 第6話(GS+???)」

皇月 (2005-01-12 00:49)
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オカルトレンジャー 赤、黄、黒、白、緑という色で構成された戦隊。
お茶の間の子供や親達に大人気
別名 ○ちゃんのうどんシリーズ戦隊


安らかな休日を


「はぁ・・・オカルトレンジャー?」

横島のほかに、タマモ、ピート、タイガー、おキヌが集まり、
目の前のディレクターの出された企画を見ている。

「ギャラは弾みますので!」

それで、大半のメンバーは決定した・・・貧乏はいややなぁ・・・


当初、売れるのか?
と思っていたオカルトレンジャーだったが、意外と人気が出ている。
しかし・・・なんでおれが

「・・・緑なんじゃー!? 地味すぎるわい!!」

赤はピート、黄色はタイガー、黒はおキヌちゃん、白はタマモ・・・
そして俺が緑という役でやっている。

「まぁ、まぁ、横島さん」

「我慢して欲しいんじゃー」

おキヌちゃんとタイガーは横島をなだめるが。

「俺だけ、アホキャラ役やんかー! 人気も最下位だしよー!!」

地味で目立たないし、目立つ時はギャグ役として登場する。
タイガーもギャグ役ではあるが、かなりの出番あるし。

「タダオ、楽でいいじゃない。ほかのみんなは仕事ないけど」

タマモの一撃

「「「ぐふっ!」」」

3人は悪霊たちが沈静化しているため、仕事がない

「タダオはちゃんと仕事して、稼いでいるからいいのよ」

まぁ、収入はこの中ではトップだろう。

「でもなぁ・・・」

男の夢であるヒーロー・・・それが地味でギャグ役とはこれいかに
横島は少々愚痴っぽくなりながらタマモと話している。
タマモは愚痴を特に嫌な顔をせずにきいている。
おキヌはそれ見て、内心穏やかでなかった。

「タマモちゃん・・・あんなに横島さんと・・・負けられない」

どうやら、おキヌのなかでタマモはライバルと決まったらしい。

「近畿剛一さんですじゃー!」

いきなりタイガーが大声で叫んだ

「あ、あの、サインもらえますかのぉ」

タイガーの恋人である一文字魔理が、彼のファンらしい。
意外とミーハーである。

「横島という奴はいますか?」

どうやら、横島を探しに来たらしい。
しかし、彼が横島に何の用だろうか?

「あー、俺ですけど・・・」

近畿剛一は横島の前に来ると、顔をジロジロ見出した。

「な、なんすか?」

「・・・やっぱり、横っちか?!」

なんと、彼は横島の小学生のころのあだ名を口にした。

「俺や!!5年の時引っ越した」

5年のころ・・・引っ越したといえば・・・

「え?!、ま、まさか・・・銀ちゃん?!」

実に5年ぶりの再会だった。


ちなみに、横島は今いるのが大阪である。
オカルトレンジャーの話で大阪に来たのと、CM撮影のためにやってきたのだ。
○ちゃんのうどんのCMだが・・・
そして、美神もなぜか大阪に来ており、本人は除霊と言い張っていたが・・・
敵役の女性の役がが美神だったということは5人の暗黙の了解で無視している。
もしも言ったら後が怖い・・・
全員、明日も学校や仕事があるために、とんぼ返りになることになった。
ちなみにその帰りの飛行機も銀一と同じ飛行機になったために横島は昔話に華を咲かせていた。

「しかし、銀ちゃんも役者になっとるとはなぁ・・・」

昔からこの親友は美形だった。
(今考えればむかつく)そして劇での演技がやたらとうまかったのを思い出す。

「横っちだって。香港で映画にでとるし、今じゃオカルトGメンで仕事して、
しかもオカルトレンジャーのグリーンの役やっとるやん」

銀一が横島のことを知ったのが香港で出た映画だったのだ。
当初は、俳優が変わっていたが・・・
誰かの圧力によって、元の映像に戻されたのだ。

「あ、あれはなぁ・・・」

映画になって、自分の映像が
違う誰かの映像になっているのを見たときはへこんだのを思い出す。

「も・・・」


ガクン!!


「「!?」」

大きいな揺れが起きた後、まだゆれは続いている。

「ら、乱気流?!」

「違うわ、おキヌちゃん・・・これは」

「霊気ですね」

「間違いないんじゃー!」

横島には霊能力が休眠中なためわからないが、
霊能力者の彼らは気づいたらしい。

「こ、困ります。お客様」


スチュワーデスは操縦席にいる機長の所に行こうとする美神を止めようとするが。

「私はGSよ!機長に話があるの!」

しかし・・・機長室は

「げっ!?」

機長は見事に気絶していた。
その機長達に覆いかぶさるように女の悪霊が笑いながら存在していた。
しかも・・・それは・・・

「あ、悪霊のストーカー?!」

彼は私の夫やら、いつも私を見て微笑んでくれたやら・・・
すごく痛いことを笑いながら話している。

「ぎ、銀ちゃん・・・」

「な、なんや。よ、横っち・・・」

銀一は顔を青ざめながら答える。

「こんなのにもてるなよ・・・」

真顔で言った。

「こんなのにモテたないわーーー!!」

当たり前である。


「ど、どうしよう。機長たちは気絶しているし・・・」

「俺がやります」

横島はネクタイを緩めながら機長をどけて操縦桿を握る。

「よ、横っち・・・できるんか?」

「ワルキューレや隊長に訓練受けた。
とりあえずは何とかするから。
機長を起こすなり、あの悪霊ストーカー除霊するなりしてくれ」

横島は本気モードになった。
さすがにこんな生死の場では真剣にならざるを得ないだろう。

(あ〜不安や〜早く、機長を起こしてー!!)

訂正、内心ビビリまくっているらしい。がそれは回りには気づかないので

「タダオ・・・凛々しいわ」

「横島さん・・・」

当然、周りは唖然とするかボーっとする。

「って、早く何とかしないと・・・タイガーはここに残って横島君を守って。
おキヌちゃんは機長を起こす。私とピートは・・・」

美神は天井をキッと睨んで言った。

「あのストーカーをぶったおすわよ!」

そういって、美神たちは機長室を出て行った。

「わたしはタダオの近くにいよっと」

タマモは何も言われなかったので、
横島の隣の席に座ることにした、が・・・スチュワーデスさんが

「あのー?この飛行機はハイテク機なので非常時にで着陸できますよ?」

「・・・なんか、技能をものすごくそんした気分だ・・・」

「まぁまぁ、タダオ」

ハイテクってすごいんやなぁ・・・と少し拗ねながら横島は思った

「・・・一応だけど・・・」

横島は懐に手を伸ばした。


「ピート、あんたはバックアップをお願い!」

美神は念のためと思い、自腹でのパラシュートをつけつつ悪霊を退治しようとしたが・・・

「バーカ!あんたが来ることぐらい予想済みなのよ!」

といいながら、美神の足を掴んでほおり投げる。

「ごめん、ピート。後は任せたわ!!」

「美神さん!!」

パラシュートがあるからとりあえずは大丈夫だろう。

ちなみに、その後は飛行能力のあるピートがあっさりと悪霊を倒したのは言うまでもない。
美神は後に「そういえばピートって飛べたの忘れてたわ・・・」と苦笑いを浮かべながらそう語っていた。

機長たちはおキヌのヒーリングで意識を取り戻し、横島と操縦席を変わった。
飛行機が無事に空港に降りた後、機長たちは不思議に思った。

「何で、気圧は大丈夫だったんだ?」

「俺達の前のガラスも割れてたけど・・・風一つなかったぞ?」

不思議に思ったが、奇跡だなということでとりあえずは済ませた。


「助かったなぁ・・・これのおかげで」

横島は懐に手を入れながら思った。


おまけ

その後、横島に頼んでマンションに住まわせてもらっている銀一の姿があった。
どうやら、今住んでいたマンションはあの悪霊の後の事件のために出払ったらしい。
ここならオカルトGメンがいるため安全と判断したらしい。
何より、気心が知れた人が近くにいたほうが落ち着くと語っていた。


真のおまけ

横島は帰ってきた後、ある場所に電話をかけた。

「あ、今回は助かったよ。あれがあったおかげで」

「ああ、また近いうちにそっちにも顔見せるから・・・わかってるって」

「ああ、んじゃほかの奴らによろしく」

「タダオ、どうしたの?」

タマモはめったに電話代がもったいないといっては電話をかけないので誰にかけたのか気になった。

「いや、ちょっとな」

横島は苦笑しながらタマモをごまかした。

「教えてよぉ」

しかし、横島は結局は教えなかったため、タマモのご機嫌取りに苦労したと電話の相手に語っていた。


あとがき
今回は銀ちゃんですね。
少々、隠し味をしておきました。なんなのかは後ほどの物語で

hanluckyさん
伏線を多少張りました。結果を後ほどの物語でw

九尾さん
犬な娘の登場はもう少しw

モミーさん
好意は持ってますよ

片やマンさん
いや、暗黙の了解になっていたのを知らなかっただけで作品は当然見てますよ?

LINUSさん
事務所の面子は今回、ちょい役で出させていただきました

ろろたさん
はい、早めに出します

法師陰陽師さん
はい、将来が大変です

柳野雫さん
これから、まだまだにぎやかになりますよ

感想をくれた皆様、ありがとうございました

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