行為－誰も知らない、学校のいじめ体験

Uは他の中学にも、喧嘩を売りに行っていたらしい。

他の中学に喧嘩を売りに行った話を、 Uがクラスの連中に話していた事があり、どうもその時タイマンを張った相手というのが、俺が小学校３～４年の頃、同じクラスだった事のある者だった。口だけは達者だったが喧嘩がめっぽう弱いというのは、当時から有名な奴だ。

これを当時の俺を知っている何処かの馬鹿が、俺がクラスの中で１番の座を争い、対立していた事をUに話したらしく、「お前が昔強かったなんて信じられね～よ」とUに言われた事があった。 Uは俺がどのぐらい強いか、他の中学への喧嘩に一緒に連れて来させたかったようだが、冗談じゃない。何で好き好んで他の中学の馬鹿と喧嘩をせにゃならんのだ。ある事ない事理由を付けて断り続けた。

そうこうするうちに中学校同士の喧嘩という事で、学校間で大問題になり、この喧嘩に関わった者が、教師に呼び出しを食っていた。呼び出された者が教師達にどんな事をされるのか、もう分かりきっているので、この時、調子に乗って、喧嘩などしなくて良かったと思ったよ。

Uは喧嘩と同時に相変わらず いじめも行っていた。

この中学には障害を持った子供達を受け入れる教室があった。これは書くのも、抵抗がある事なのだが、そこに通っている障害を持った生徒まで、Uは辱めた。

障害を持っている生徒の中に、唇に人差し指を当てた所を見せると自分からズボンをぬぎだすという噂が経ち、 Uはある日、偶然通り掛ったその生徒を捕まえ、人目のつかない下駄箱の隅まで連れて行き何度も唇に指を当てる仕草をしていた。

その生徒は中々ぬがなかったらしく、業を煮やしたUは、自分でズボンを引き摺り下ろしたらしい。 SやIがやられて行く中で、こんな事もしていたのだ。こうして、人を人とも思わぬUの行為を書き続けていると、いい加減、胸糞悪くなってくる。