アーシア島を守り、ルギアとの別れが、来たのだった。 「私が幻で、あることを願う。それが、この国にとって、幸せとなれば。」 「ちょっと、まって、ルギア」っとサトシがルギアを止めたのだった。 「サトシ?」っとルギアがサトシがいるところに着地したのだ。 「ごめん、フルーラ、カスミ、ケンジ、ママ、オーキド博士、少しルギアと二人っきりにしてもらえないか?」 「ええ、それは、いいけど、サトシ君何かルギアに話があるの?」 「フルーラ、うん、大切な話なんだ。」 「うん、わかった、さあ、みんなルギアと二人っきりにさせよう。」っとみんなは、サトシを二人っきりにさせたのだった。 「どうしたのサトシ?私に大切な話でもあるのですか?」 「うん、じ、じつはさ、お、俺、ルギアのこと好きになってしまったんだ。」 「サ、サトシ。ほ、本当に私のこと好きになったんですか?」 「うん、一目惚れだよ。」 「じつは、私もサトシに一目惚れです。」 「本当かルギア?」 「はい。」っとルギアは、サトシに言ったのだった。 その頃フルーラたちはというと、 「へえ、サトシ君とルギアって一目惚れだったんだ。」 「もう、サトシはもう大胆なんだから。」 「そうじゃのう、まさか、伝説のポケモンであるルギアに一目惚れをするなんて」 「ポケモンと人間の恋愛か。じっくり観察させていただきます。」っと上から、フルーラ、サトシのまま、オーキド博士、ケンジが言ったのだった。 「ん?どうしたのよカスミ。そんな悲しい表情なんてだしちゃって。もしかして、サトシ君のこと好きなの?」 「え、う、う、うんうん、そんなんかじゃないもん」 「ふーん。」っとフルーラが言った。 その頃ルギアとサトシというと、 「ねえ、ルギア。」 「はい、何ですか、サトシ?」 「俺とけ、け、結婚してくれないか!」 「サ、サトシ!結婚って本当ですか?」 「ああ、本当だ!それで、答えは?」 「もちろん、はい、です。」 「ルギア」 「サトシ」っと、二人は抱き合いキスを交わしたのだった。 「サトシ君とルギアって、大胆」 「まさか、ポケモンと人間が結婚するなんて初めてじゃのう。」 「ええ、初めてですね。」 「よーし、アーシア島で、ルギアとサトシ君の結婚式をしましょう。」っとフルーラたちは言ったのだった。 「カスミ?どうしたんだ?早く行こう」 「ケンジ」 「まさか、サトシのこと本当は好きなんじゃないの?」 「うん、本当はね。」 「だと、思ったよ。カスミを見れば分かる。」 「でも、もう良いの。サトシのこと諦めるから」っとカスミは言って、フルーラたちの方に行ったのだった。 「フルーラたちにもちゃんと言わないといけないな」 「はい、そうですね。きっと、みんな、驚きますね。」 「そうかな?」 「ええ、なんだって、ポケモンと人間が結婚するなんて初めてじゃないですか」 「だよな。でも、おれは、ルギアの事が好きだから誰がなんて言おうとルギアを離さないから。」っとサトシは、ルギアに抱きついてきたのだ。 「サ、サトシ!私も貴方から絶対に離れません」 「嬉しいよ。さて、フルーラたちにも言おうか。」 「はい。」っとルギアとサトシは、フルーラの家に行ったのだった。 そして、フルーラの家に着き、例のあの話を言ったのだった。 「皆、落ち着いてきいてね。」 「うん。」 「じつは、ほら、ルギア隠れてないで、こっちに来いよ。」 「だって。」っと隠れていたルギアを皆の所に引っ張ってきたのだ。 「俺と、ルギアは結婚することになりました。」っと皆に言ったのだった。 「すごいじゃない。ルギアと結婚するなんて。幸せにしてね、サトシ君」 「ああ、分かってる、フルーラ」 「よーし、さっそく結婚式は、明日って事にするわ。」っとフルーラが言ったのだった。 「ありがとうフルーラ」 「ありがとうございます。フルーラ」 「うんうん。いいのよ。じゃあ、明日、早いから眠るわね。」 「ああ、おやすみフルーラ」 「おやすみなさい、フルーラ」っとルギアとサトシはフルーラに言ったのだった。 「ねえ、ルギア。」 「はい、なんですかサトシ?」 「今日、一緒に寝ていい?」 「私とですか?ええ、いいですよ。」 「ありがとう。ルギア」 「いいえ、どういたしまして。」っとみんなからは離れている所で眠ったのだった。 「ねえ、ルギア?」 「はい、なんですかサトシ?」 「ルギアは、結婚して、子供欲しい?」 「ええ、子供が欲しいですね。もちろん、サトシの子供が、それで、子供は、5人ぐらいで、みんなと一緒にピクニックに行ったりとかいいですね。」 「うん、いいね、ルギア。じゃあさ、子供作る今から?」 「サトシ///。はい、少し早いですが子供作りましょう。」 そして、ルギアとサトシは朝になるまで、抱き合ったのだった。 そして、ついに、ルギアとサトシの結婚式が始まったのだった。 「それでは、誓いの口付けを。」っとフルーラがいったのだった。 「ルギア」 「サトシ」っと深い口付けをしたのだった。 「おめでとうサトシ君、ルギア」 「ありがとうフルーラ、そして皆」 「ありがとうございます。フルーラ、そして、皆さん」っと皆に感謝したのだった。 そして、ルギアとサトシが一緒に住む家に行ったのだった。 「わあ、広いな、フルーラ」 「当たり前じゃない。ルギアとサトシ君が一緒に住むんだもん。これくらい広くしないと。」 「ありがとな、フルーラ」 「うんうん、良いのよ。あ、そういえば、カスミ達が帰る時間ね。一緒に見送りする?」 「ああ、良いぜ。行こう」っと船の方にいったのだった。 「サトシ、ルギアを幸せにしてね。」 「ああ、分かってるよ。ママ。」 「サトシ大変じゃろうけど、頑張るんじゃぞ。」 「ああ、わかってる、オーキド博士」 「サトシ、また此処に来るからね。」 「ああ、良いぜいつでも来てね、ケンジ」 「サトシ頑張ってね」 「ありがとな、カスミ」っと言って皆に別れを言ったのだった。 そして、それから3年後、カスミは一人で、アーシア島に行ったのだった。 そう、サトシに告白するために。 |
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