ユウスケは家に戻ったのだ。

ユウスケの体は

細くなってしまっているのだった。

ユウスケ「ただいま。」
母「お帰りなさいユウスケ。って、あんた、体細くなってない?」
ユウスケ「そりゃ、そうだよ。シャチ達に交尾させられたんだから。」
母「今日もしたんだね?」
ユウスケ「ああ、したよ。」っと言ってゲームをしたのだった。

ご飯を食べてる時だった。

ユウスケ「ねえ母さん。」
母「なんだい?」
ユウスケ「オオスギさんはどうなった?」
母「その事なんだけどね、諦めてくれたの。すっごいしつこかったけど。」
ユウスケ「そう、有難う母さん。」っと言った。

ユウスケ「母さん。おれさ、シャチ達と共に生きようと思うんだ。」
母「うん。」
ユウスケ「今の仕事を辞めて、シャチ達と一緒に漁師の仕事を始めようと思うんだ。」
母「漁師?シャチ達と一緒に?」
ユウスケ「うん。彼女達と一緒に漁師をやって、幸せを掴もうと思うんだ。勿論、独立し、シャチ一筋で生きようとしているんだ。」
母「分かったわ。応援しているわ。」
ユウスケ「有難う母さん。」っと言ったのであった。

翌日

ユウスケは荷物を持って

バイクに詰め込んだのだ。

ユウスケ「今まで有難う母さん。」
母「時々顔を見せるのよ。」
ユウスケ「分かってる。」っと言って去っていったのであった。

海に着いたのであった。

そこに

いつものように

彼女達が待っていたのだった。

ユウスケ「お早う。」っと言ったのだった。

キューイ。

ユウスケ「今日から、君達と一緒に生活することにしたよ。」

キューイ、キューイ、キューイ。っと嬉しそうな声をあげたのだった。

ユウスケ「そうだ!一緒に生活するんだから名前をつけよう。何が良いかな?」っと悩んでいたのだった。

ユウスケ「よーく見たら、貴方達、模様があるね。よし、じゃあ、貴方は尻尾に月の模様があるから、ムーンと呼ぼう。君は、うーん模様は無いな。よし、ある物語の名前を付けよう。君の名前はレイヤと呼ぼう。君は、アリーヤと呼ぼう。」っとユウスケは名前を付けたのだった。

ユウスケ「では、レイヤ、ムーン、アリーヤ、ちょっと来て。」っと言ったのだ。

すると

ユウスケの元にすぐに来たのだ。

ユウスケ「今日から、僕と一緒に漁師をしてくれないか?」っとお願いしたのだ。

すると

キューイ、キューイ、キューイ。っと頭を上下にやったのだ。

ユウスケ「してくれるの?有難う。じゃあ、これからもよろしくね、レイヤ、ムーン、アリーヤ。」っとキスを交わしたのだった。


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