そして、レイヤ(ラーの翼神竜)は城之内にこう言ったのだった。

レイヤ「マスター、早く目を覚ませてください。そして、私を貴方のものにしてください。」
城之内「レイヤ、分かったぜ!俺はこんな所で死んでたまるかってな!」っと城之内は言った。

レイヤ「マスター、一つ教えておきます。」
城之内「何だ、レイヤ?」
レイヤ「このカードを貴方に差し上げます。」
城之内「このカードは?」っとレイヤからくれたカードを見たのだった。

レイヤ「このカードは、神の宣言と言って、相手の墓地に送られたモンスターを自分の所に持ってくるカードです。そして、これはレッドアイズダークネスドラゴンです。このモンスターはレッドアイズを生贄として召喚する事が出来ます。それと、魔法カード「魔法反射装甲メタルプラス」も、差し上げます。このカードの能力は、魔法効果を無効にして、破壊する能力です。そして、レッドアイズダークネスドラゴンとメタルプラスを生贄にすれば、レッドアイズダークネスメタルドラゴンが召喚できます。」っとレイヤは、城之内に説明したのだった。

城之内「ありがとな、レイヤ。」っと城之内はレイヤを抱きしめたのだった。

レイヤ「マスター?」
城之内「絶対にお前もマリクから救ってやるぜ!だから、待っていて。」
レイヤ「はい!」っと城之内の胸の中に身を預けたのだった。

レイヤ「あ、一つ忘れていました。この、二枚のカードも差し上げます。」
城之内「これもか?」
レイヤ「このカードは、ブルーアイズシャイニングドラゴンといって、海馬が持っているブルーアイズアルティメットドラゴンを超えています。このモンスターの攻撃力は、墓地に送られたモンスター、一体に付き攻撃力が1000ポイント上げます。」
城之内「へえ、すげえな!」
レイヤ「そして、本当はあんまし使わないで欲しいのですが、自分がピンチになってしまったときこの仮面を付けてください。つければ、ダークネスが貴方に力を授けてくれます。ですが、あんまし使っていると、ダークネスの力に飲み込まれてしまいますので注意してください。」っと注意したのだった。

城之内「分かったぜ、レイヤ。じゃあ、俺そろそろ行くわ。」
レイヤ「はい、いってらっしゃいませマスター」っと城之内を見送ったのだった。

現実世界はというと

審判「後、一分です。」っと審判が言った。

そう、

城之内が5分以内に立ち上がらなければ

城之内の負けになってしまうのだ。

マリク「無駄だな、立ち上がるわけが無いだろう。あっはっはっは!」っとマリクは笑っていたのだった。

その時

奇跡が起こったのだった。

城之内の手が

微かに動いたのだった。

そして、

ゆっくりと立ち上がったのだった。

マリク「ば、馬鹿な!立ち上がるわけが無い!何処にそんな力があるというんだ!」っとマリクは城之内が立ち上がった事に信じられないような顔をしたのだった。

本田「よし、城之内!良く耐えたな。」
闇遊戯「城之内君!」っと助かった事を嬉しいそうな声で言ったのだった。

城之内「マリクちゃん、俺はこの通りピンピンしているぜ!さあ、第二ランド行くぜ!」っとデュエル続行したのだった。

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