そして・・・場所と時間は変わり、ここはフーディンの家

「・・・大丈夫かなぁ・・・?僕達にそんな大仕事が出来るのかな・・・」

「気にしすぎだぜ、ガーディ、悪い魔物は俺が全部ぶっ飛ばしてやっからよ!
あの遺跡に眠ってる財宝を探しに来たら、こんな人助けがついてきたが・・・ま、人のためになる事なら絶対受けるよな!」

「たしかにそうですね・・・・。ですが過信と後ろ向き過ぎな気持ちだけは持ちすぎないように・・・」


3人はフーディンの依頼を受ける事にしたので。フーディンの家に泊めてもらえることになった。

フーディンの話によると、その3人が入る遺跡にどうやら魔物が住み着いてしまい。
この集落のささげ物を要求しているそうだ・・・
フーディンはこの集落の集長とでも言うのか。今は作物をささげる事でなんとかなっているが、そのお蔭で生活がかなり苦しくなっているらしい
倒しにいこうにも、この集落には老人しかいなく戦力にならないので、3人に依頼をしたと言うわけだそうだ・・・

「どんな敵かしらないみたいだけど・・・」

「それが気になりますが・・・向こうが知らないといっている以上は聞けませんね・・・今は寝て明日に備えましょう」


ライボルトの一言に2人は頷き、就寝する事にした・・・





そして翌日


3人はフーディンに連れられて遺跡の前に居る


フーディンが心配してくれる中、3人は遺跡に入っていった・・・



「にしても、随分と古そうな遺跡だな・・・これなら財宝もたんまりありそうだな!へっ!腕が鳴るぜ!」
「魔物も気になるけど、一体どんな財宝があるんだろうね・・・」
「この地図を売ってくれた行商人はちょっと・・・胡散臭い感じがしましたが、売ってるものは、実用的な物ばっかりでしたからね・・」

とライボルトの手には古ぼけた地図が握られていて、よく見るとどうやらこの遺跡の地図のようであった

「それにしても・・・さっきから1匹も魔物が姿を見せないのは少しきになりますね・・・」
「それ、俺も気になっていたとこだ。もしかして敵は1匹だけだったりしてな」
「それか、待ち伏せされてるとか・・・・?」

ガーディが不安そうにいったがザングースが直ぐに否定した

「な〜にいってんだよ! ここらの魔物にそんな知能あると思うか?外の魔物とかみたら一瞭然だろ。」

言われてみればそうだった。この地に来るまでに出会った魔物といえば、魔物には悪かったが言い切ると猪突猛進の者ばっかりであった・・・

「ですが、何時も言うように油断は禁物ですよ・・・っとあの部屋の先みたいですね」

ライボルトが指差した先には、大広間みたいな部屋が広がっていた


自然とはやる気持ちを抑えられずに3人は駆け出していった


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