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食べられてしまったミカを､どう救出するか作戦を擬人化の姿で立て始めた3人｡


｢ルギアの腹を殴る!!!｣


拳を握りしめながらそう言ったのは､
紫色の長い髪､頭には紫色の炎､頭に黒い色のリボンを付けている怪力娘のフレアンだった｡


｢駄目です!そんなの命取りですよぉ!!｣


すぐ拒否するのは､
淡い色の青いコートを着て､羽があり､メガネをかけたサザンドラだった｡


｢ん〜…なかなか思い付かないね…｡｣


短い緑色の髪に､草の形の髪留めを付けていて､緑色のコートを着ているリーフは､頭を抱えて言った｡





｢クククッ…作戦は何だろうが俺には通じない…｡｣

ルギアはミカが入ったお腹を撫でながら呟いた｡








その頃ミカは…



｢んうぅ……｡｣


胃壁にマッサージされていた｡



グニャ…グニッ…グニャ…



胃壁はミカを包み込んでいた｡



｢うぅ…んあぁ…ぐぐぅ…｡｣



ミカは意識を失った｡






そして遂に……




｢あぁもう!我慢できない!!｣


フレアンが叫んだ｡



｢ルギアッ!!!｣


｢…んあぁ???｣


ルギアは寝かけていた｡





すると!!!




パシンッ!!!

フレアンがルギアの顔を叩いた!!!


｢…ガアッ!!?｣


ルギアも驚いたのか声をあげる｡


ルギアの目の前には……


張り手をした後のフレアンがルギアを睨んでいた｡

よく見ると……



泣いていた｡



｢ミカを返せえぇ!!!｣



フレアンは叫び､ルギアを持ち上げた｡



｢あ…あぁ…｡｣


サザンドラとリーフは言葉を無くした｡



｢っ!何をする…!!｣


ルギアはエアロブラストを撃とうとしたが…


｢悪いのはあんたでしょ!!!｣


フレアンは叫んだ後にルギアを地面に叩きつけた｡


｢っいだあぁ…!!!｣


ルギアはそのまま気絶した｡


｢ミカ!!!｣


リーフは駆け寄ってルギアの口を開け､中に入った｡




ルギアの胃の中


｢ミカ!!!｣


リーフは気絶しているミカをようやく発見した｡


｢ミカ!しっかりして!!｣


｢ん…んう…???｣


ミカが目を覚ました｡


｢ミカ!!!｣


リーフはミカを抱きしめた｡

ルギアの胃の中で……

サザンドラとフレアンも胸をなで下ろした｡

そして､帰ろうとしたその時!

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