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Eternal★evangel − 旧・小説投稿所A

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Eternal★evangel
− カゲロウの戦闘風景 −
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カゲロウ目線です。

…うぜぇ。
早苗とアルセウスの会話を聞いていて、そう思った。
自分の為に他人を犠牲にすることに、何の抵抗も感じていない。

そういう奴等は、昔から嫌いだった。

「らっ!」

接近してきたでかい奴に、二回パンチを食らわせ、足を止めさせ、

「うらあっ!」

蹴り飛ばした。
そして、起き上がりかけたところに、飛び蹴りを食らわせる。

「ガッ…」

小さく声を漏らし、倒れた。
この前の大集団より、防御と体力は高いが、数は少ないようだ。
…勝てる。

そう確信して、そこまで大きくない奴にアッパーを食らわせ、少し浮いた瞬間に下に殴り付けた。

「ガハッ…」

また小さな声を漏らす。
どうやら、小さい方はそこまででも無いようだ。

そして、粗方片付けた後、アルセウスの横に居たレシラムが立ち塞がった。

「…獣人の分際で生意気な!」

レシラムはそう怒鳴った。

『獣人の分際』だと?

「…おい。お前らはどういう種族だ。」

俺が突然そんな事を訊いたのでレシラムは少し驚いたが、即答する。

「決まっている。お前らより上位に位置する、無敵の種族だ。それ以外に何がある?」

さも当然と言った口調で逆に訊いてきた。
もう我慢の限界だ。

「…黙れクズ」

そう呟く。
レシラムの顔付きが一気に変わった。

「…てめぇらが『無敵』なら、今バタバタ倒れてんのは何なんだ!」

そう怒鳴ると、レシラムは落ち着いた声で、

「こいつらと我々を一緒にするな。
…こいつらは、『伝説』の中でも下位に位置する。しかし、今立っている者は、全員上位に位置している者達だ」

そう返してきた。
もう、話すのさえ鬱陶しい。
そう思い、走り出した。
レシラムは、『青い炎』を繰り出した。
だが、少し加速して避け、爆風を利用して、大きく、ジャンプする。
元々の筋力や爆風等が合わさって、かなり速くなっている。
そして、少し体勢を変え、脚を前にする。

「しまっ…」

その言葉を、最後まで言わせなかった。
俺の脚は、レシラムの首より少し下に当たった。
そして、レシラムは地面に倒れ、頭を強く打った。

その戦闘が終わった時、回りに敵はおらず、ツキカゲが遠くでゼクロムと戦い、早苗は比較的小さい奴を倒していた。
俺は、早苗を援護し、数分で倒し、二人でツキカゲの元へ向かい、敵を倒し座り込んだツキカゲに、

「「ナイスファイト!」」

と告げた。


カゲロウが怒った!(;°Д°)(←合ってます?)


<2012/12/22 21:12 ラムネ>
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