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Eternal★evangel − 旧・小説投稿所A

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Eternal★evangel

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すると、ツキカゲは、『警備員』と聞いて、闘えると判断したのか、少し考えて、頷いた。

「よっしゃ!」「わぁい!」「やったぁ!」

全員違う反応だが、4人目の仲間にとても喜んだ。

「…あの、『森の』って、どう言う事ですか?」

そんな最もな質問に、早苗が答えた。

「えぇと、この国は、森を挟んだ隣の国と仲がとても良くて、森を通って互いの国を往き来する事が出来ます。
けど、それを利用して悪い事をする人を退治するのが私達の仕事です。
あと、夜は森への出入り禁止なので、夜、森にいたら直ぐ捕まえて良いのです」

納得したツキカゲ。それを聞いても意見は変わらないようだ。
しかし、何故こんなに闘いたがるんだ?
それを聞くと、少し躊躇ったが、話してくれた。

「…実は、僕、波導を放出する事しか出来ないんです。
本来、僕達は、手足に波導を溜めて闘うのですが、僕はそれが出来なかったんです。
産まれた時、異常な程の波導が流れていたそうなので、何か起こるのかと心配されていたのですが、確かに良くない事が起こりました。
だから、闘ってたら、コツを掴めると思って、旅に出たんです。
でも、効果は有りませんでした。
その内に、旅に疲れてしまったんです」

成る程。それで、休める場所と闘える場所、両方欲しいと言う訳か。
すると、早苗が、ポケットから、剣の柄を取り出した。
そして、ツキカゲに渡す。

「これに、波導を流してみて下さい」

またも不思議そうな顔をしたツキカゲだったが、言われた通りにした。
すると、

ボッ!

柄から、青い炎の様な物が出てきた。

「魔力を流すと、刃が出る剣だったんですけど、波導でもちゃんと使えるみたいですね」

と早苗が感心した様に呟く。
そして、ツキカゲに、

「この剣は、持ち主の力の量で強さが決まります。これがあれば、少しは闘いやすくなりますか?」

そう言った。
つまり、これがあれば、溜められないという不利な条件を無視する事が出来るのだ。

それに気付いたツキカゲは、早苗に、感謝の言葉を何回も口にした。

早苗はそれを、黙って聞き続けた。


プロローグの全部消化出来たー!

ツキカゲ何か捻ろうと思って必死に考えて、こんなかよ。

でも、頑張ります!
<2012/12/19 22:25 ラムネ>
消しゴム
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