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Eternal★evangel − 旧・小説投稿所A
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Eternal★evangel

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早苗と別れて数分で王宮に着いた。

戦わなかった時は、自分の家に帰るのだが、今日は戦った上に、筋力強化もしてもらったから、王に超速治癒魔法をかけて貰わないと、今日の夜は戦闘どころでは無い。

という訳で、王宮の門番に軽く挨拶し、王室に向かって歩き出す。

そして、王室に着いた時、王と誰かの話し声が聞こえた。

「王!僕は、警備員の仕事に就きたいと思います!」
[そうか。お前で一人目だ。頑張れよ]
「はい!」

そして部屋から出てきたのは、尻尾が九本ある、狐の獣人だった。

警備員の志願者は、自国の王に申請して、その日の夜から仕事に就く。
だから、いつ申し出ても良いのに、こんな早くから来るという事は、相当やる気が有るのだろう。

少し喜びながら、扉をノックする。

[誰だ]
「…カゲロウです。…あれ、お願いします」

そう言うと、扉が開いた。

[そうか。…久しぶりに来たのか。一週間ぶりか?]

頷き、肯定する。
すると、ニヤリと笑い、俺を掴む。

[一週間ぶりのお前の味…。楽しみだ]

そう言うと、ゆっくりと俺を舐める。

ベロォォォ…

「うっ…」
[やはり、お前は美味いな。毎日喰いたいくらいだ]

とても嬉しく無いが、何も言わないでおこう。
そうこうしてる間にも、俺を何回も舐めていく。

レロォォォ……ニチャァァ……ネチャァァ……

唾液は、高粘度で、臭いが酷く、かなり気持ち悪いが、我慢する。

すると、体に舌が巻き付き、口の方へ戻って行く。

警備員になってから、補食にかかる時間が短くなったり、あまりハードじゃ無くなったりと、嬉しい事が起きている。
こういうのだったら、逆に良いかもな…

そう思っていると、完全に口の中に入り、牙の檻が閉じられ、一気に傾斜がつく。

ほぼ垂直落下の様に舌の上を滑り、喉肉に頭が触れ、

ゴクン…

呑み込まれた。

あまり好きでは無い食道に揉まれながら徐々に落下し、噴門を抜け、

ドプン…

胃袋に落下した。

とりあえず、胃壁にもたれかかる。
暫くすると、あの液が出てきた。

ボタッ…。ボタッ…。
シュワァァァ…。

俺の体に付いた液は、炭酸水の様な音を発した。

相変わらず王の超速治癒魔法『癒液』は凄いと思いながら、眠った。


よしっ、またバンナム。

あ、これは、
『Purple rose fusion』 AC鬼
クリア記念の、サプライズ更新です。
<2012/12/16 20:38 ラムネ>
消しゴム
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