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青い炎と紅い炎 − 旧・小説投稿所A

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青い炎と紅い炎

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ファウスト目線

俺はみんなと分かれてグラムを探していた。

「グラムー!おーーいっ!!」

さっきからずっと探しているのだが、一向に手掛かりは見つからない。

「畜生、どこいった!?宿には居ないし・・・ん?」

足元に窪みを発見。

「ん・・・?足跡?」

この足跡、俺の足跡とそっくりだな・・・。でも足跡の方がでかい。



「って、これグラムの足跡しゃねーか!!」

俺は急いでグラムの歩いて行ったと思われる方向へ走った。


少し行くと、遠くの方に明かりが見えた。

「避難所・・・か。」







ーー30分後ーー

ゼェゼェゼェ・・・。

此処が避難所か・・・。

全力疾走して疲れた。それよりも、グラムはどこだ!?捜さねば!




・・・グラムはすぐに見付かった。簡易医療テントの近くの椅子に座っていた。足に包帯が巻いてあった。

「おい!グラム、大丈夫か!?」

「あ・・・ファウスト!!」

ボフッ!!

「のわぁ、て、てめっ!?」

おいおい、みんな見てる前で抱き付くなよ!!超恥ずかしい・・・。

「あ、そうだ、クロたちにも知らせないと・・・。」




しかし、どうやって?

「うーん・・・。」

「ファウスト?何考えてるの?」

「いや、どうやってあいつらに伝えようかなーって。」


パチッパチッ・・・。


「ん?」

近くに、焚き火をして暖まっている、人間がいた。焚き火からは、煙が上がっている。煙は、空高く上がっている。

「何か打ち上げれば、こっち来るかな・・・。」

「打ち上げる?なんのこと?」

打ち上げると言っても、花火とかあるわけ無い。

「・・・。」

「ファウスト!!無視しないでよっ!!」

「わっ!?ご、ごめ・・・あ!」

俺は怒ったグラムの背中で燃え上がる炎を見て思った。

「そういや俺、火を吹けるんだった。」

「え!?あんたっww当たり前じゃないのwww」

空に向かって思いきり火を吹けば、あいつらも気づくだろう。

「グラム、ちょっと下がってて。」

「えっ、うん・・・。」

俺は上を向いて、思いっきり空気を吸う。


スゥゥ・・・





・・・。






ボォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォッッ!!!!!


俺は最大限の力で火を吹いた。青い炎が空を貫いた。暗い夜の空が、一瞬、青空よりも青い色に染まった。


「・・・ふぅ、気づいてくれたかな。」


久しぶりの投稿!すいませんでした!!
<2012/12/10 19:26 ファウスト>
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