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青い炎と紅い炎 − 旧・小説投稿所A
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青い炎と紅い炎

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「じゃあ遠慮なく〜♪グフフ・・・ジュルジュル♪」

「喰う気満々だな!」

「空気?ファウスト様、一体何の事ですか・・・?」

カプッ

上半身をくわえられた。ヌルヌルで柔らかい舌が体に巻き付く。

「うへぇ・・・クサい!やっぱ無理・・・。あうぅ・・・。」

とか言いつつ、実は気持ちいい。


ゴクン!


「ふぅ。じゃあドラさんも入って。」

ドラさんは逃げる気満々だ!!

「嫌です。」

きっぱりと断るドラさん。

「だぁめ♪・・・消化はしないから大丈夫だよ〜♪」


ハムッ♪ニュルニュル♪


ドラさんの腹を舐める。

「はうぅ・・・!クロ様ッッ!あうぅ・・・♪」

ちゃっかり楽しんでるようだ。


・・・ゴクン!

「うーん、ドラさんってちょっと辛口?ってことでLet's go!」

クロは反転世界へのゲートを開き、そこから自分の部屋へ向かった。





暫くして・・・


「着いたよ〜♪今吐き出すね♪・・・うぅっ!」


ジュ、グチャア!


先に出てきたのはファウストだった。

「はぁ・・・はぁ・・・。」


ジュル、ベチャッ!

「あああああっ!?ファウスト様ァ!ぉああああ・・・あ?」

絶叫しながらドラさんが出てきた。

「うぅ・・・クロ、頼むわ。」

俺は炎タイプなので、水ならともかく体にまとわりつく胃液をとってもらわないと体力が持たない。

「了解〜♪・・・あ、タオル無いな・・・。」

運が悪いことに、タオルが見当たらない。

・・・ということは、舐め取ってもらうしかない。

「ファウスト様・・・ヌルヌルですな。」

「うぁ・・・ヤバイ、頼む!早くして・・・。」

「うん♪」

ハムッ、ジュル、キュウッ!

「はうぅぅぅぅぅぅぅ!?あぁ、あああああああっ!!あうぅ♪」

口の中へ入れられ、体全体を吸われる。意外なことに、結構気持ちいい。

ドスッ。

どうやら吐き出されたようだ。

「・・・。」

「ファウスト様、ぐったりしてますね・・・。」

「ドラさんは?してあげるよ♪」

クロがやりたいだけである。

「えぇ!?・・・拭く物がないなら・・・仕方ないですね。」

「わーい♪」






・・・こうして、クロの部屋に着いたのだが、何をしに来たのだろう・・・忘れてしまった。

胃液と共に記憶も吸われたようだ。(笑)


クロの吸引力ってどのくらいだろうw
<2012/11/21 20:34 ファウスト>
消しゴム
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