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英雄は極悪人となった − 旧・小説投稿所A

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英雄は極悪人となった
− 家族 −
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『・・・眠れないな』
それぞれが自らの部屋に戻り、眠りに着いたのだが、私は中々寝付け無かった。
『ダ〜イケン〜キ♪』
突然ドアが開いたかと思うと、ランクルスが浮かんでた
『ランクルス、何だ?』
『何だって、遊びに来たんだよ。元気にしてるかなってね』
こいつのおかげで、私は今ここにいる。こいつに出会わなければ、私は・・・死んでいただろう。
『それでは、マッサージといきますか?』
『頼む』
ランクルスは私の背中に体を乗せると、腕を首に巻きつけ、体にまとわりついた。
『暖かいな、お前』
体には緑色の半液体状の物がまとわりついている感じだが、別に嫌ではない。むしろ、気持ちよく、暖かく、そして、落ち着く
『そう?ダイケンキは、寂しそう』
寂しそう・・・か。そうなのかもな。
『話をしようか』
『・・・いいよ』

〜 〜 〜 〜 〜

『お父さ〜ん、おはよう』
『あぁ、おはよう』
ここは差別等が無い、村人が助け合いながら生活をしている山奥の村。水があり、木の実があり、土地がある。
『誰か、来たな』
『え?』
村には結界を張っていた。村を守るためにだが、あまり役には立たない・・・が
きゃぁぁぁあ!?
嫌ぁぁあ!?
悲鳴が聞こえた。そんな、馬鹿な。ただのイタズラ、ドッキリだよな。
『お父さん、お母さん達のほうからだよ』
『なっ!?』
そうだ、今の悲鳴はジャローダも混じっていた。何故気づけなかった!先入観のせいか?襲われないという。
『お前達は地下に居ろ!』
『でも』
『居ろ!』
次男のミジュマルは戸惑っていたが、長男のフタチマルが地下へと連れていった。すまないな、お前達。

『これは・・・嘘だろ』
村の一角は血の海になっていた。どの者も体から夥しい量の血を至るとこから流していた。まさか、風の噂で聞いたX・ナイトが来たのか?
『生き残りが居たか』
背後から冷たい声が聞こえた。感情という明るさを持っていない声。
『これをやったのは、貴様・・・か?』
言葉が出なかった。否、出せなかった。背後を振り返り、目にしたものに驚いたからだ。
ナイト・・・気づくべきだった。私、種族がダイケンキの場合、ナイトという特別なランクを与えられることがある。
『そうだが、文句あるか?』
『ジャローダは、緑色の蛇はどうした?』
X・ナイトはニヤリと笑うと
『あぁ、最初に殺したな。訳の分からないことを言っていたが、お前に対してだったk・・・痛いではないか』
私はもう狂っていた。いつもなら抜くことの無い剣を使い、X・ナイトを攻撃する。しかし、X・ナイトもやられまいと剣で防御する・・・が、私のほが一歩上手で、奴の剣を凪ぎ払い、そして
グサッ・・・
剣はX・ナイトの左胸に突き刺さっていた。血が噴水のように噴出し、帰り血が私の体を青から、紅に染め上げた。
『・・・う、うわぁぁぁあ!?あぁぁぁあ!?』
私は泣いた。何故泣いている。村人が死んだから?誰かを殺したから?
ジャローダを失ったから?
ポツッポツッ・・・ザァァア・・・
雨が降りだした。それは、私に付着した血を洗い落とし、血に染まった大地を洗い流していく。

私はその場で地に伏せた。
雨は私の心の穴に貯まっていくように降り続ける。
『お父さん?』
ミジュマルが来た。ここで私が取るべき行動。それは
『私は貴様の親ではない。お前の親はそこで死んでいる奴だ』
X・ナイトを指差した。
『違うよ。お父さんは奴じゃない』
フタチマルが言った。
『奴だ』

あれからどれくらいたっただろう。
雨は上がり、空には虹が架かっていた。また、紅かった大地は元の色をしている。
『見つけたぞ、X・ナイト!』
森からジュカイン三人組が来た。
『何のようだ?』
『捕まえに来たんだよ、貴様をな!』
すると
『待って!この人はX・ナイトっていう奴じゃない!僕達のお父さんだ。そこで死んでいるのがX・ナイトっていう奴だよ!』
ミジュマルが私を守る為に言った。しかし、生き物は土台があると、そこから情報を作り、それしか信じない。
『どけ!お前にお尋ね者を庇う意味は無いだろ!』
私は怒鳴った。ミジュマルはそれでも動かない。どうしてだ?私はお前達を守りたいのだ。
『フタチマル!こいつを連れてけ!』
フタチマルは、ミジュマルを抱えると、森に走っていった。じゃあな、我が息子達よ。そして、私!
血の霧が辺りを覆った。
『ぐはっ!?』
『うっ!?』
『貴様・・・』
三人は倒れた。そして、私も疲労により倒れた。そこに影が一つ近づく。


ダイケンキ・X・ナイト・・・本名、ダイケンキ・パキアの過去編い一話目でした。
<2012/09/21 22:34 ヘリオス>
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