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英雄は極悪人となった − 旧・小説投稿所A

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英雄は極悪人となった
− 友との再開 −
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【清鈴村】
『誰かが住んでいたっていう形跡は、無いですね』
『五年前にほとんどの者は、殺されたんだよ。そして、彼は・・・』
何故か続きが言えなかった。パキアはお尋ね者に間違えられた。否、その前に、子供達には死んだと言っていた。
『・・・ランクルスさん!あれあれ!』
ポッチャマは跳ねながら前方を指差す。そこには、小さい緑色の蛇?とラッコが立っていた。あの岩・・・パキアが倒れてた近く。

『お〜い、そこの君達!』
二人は振り返った。写真を確認すると、かなり似ている。間違いないだろう。
『ミジュマル、僕だよ!ポッチャマだよ!』
『ポッチャマ!?生きてたの?』
『他にも生き残りは居たんだね、ミジュマル』
『うん!それで、その人は?』
『僕?僕はランクルスって言うんだ』
フタチマルとジャノビーの姿は見当たらない。まぁ、この子達に事情を話せばいいよね。
『君達、お父さんにまた会いたい?』
『・・・!?お父さんって、生きてたんですか?』
『会えるのなら会ってみたいな。私は会ったこと無いから』
一応会いたいという気持ちはあるらしい。
『驚かずに聞いてよ。実はね・・・




・・・と、言うことなんだ』
二人は驚いていた。それもそうだろう。彼等はお父さん、パキアは死んでいたと思っていた。しかし、実は生きていて、お尋ね者のナイトと入れ替わっていると。
『会わせて下さい!』
『私もお願いします!』
『それはこっちの台詞だよ。パキアの心を戻さないといけないからね』
ツタージャは走っていった。多分残りの二人を呼びに行ったのだろう。

『それじゃぁ、君達が見つかると大変なので、ここからワープして行きます!離れないでね!』


こんな簡単に親子の再開。
いいのかなぁ?
<2012/09/27 23:51 ヘリオス>
消しゴム
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