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ああ、楽しきかな日常 − 旧・小説投稿所A

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ああ、楽しきかな日常
− 楽しくお仕事♪ −
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カイル「うわ〜こりゃマジなやつだな…」

ルイージ「そ、そだね…」

家に出る前に必死で抗議したのだが、その努力はむなしくも結局エアロに縄(家でカバンに積めたやつ)でグルグル巻きにされて強制的に連れてこられた。当然今もそのままだぜ☆

しかも目的地に着くや俺たちの目の前にあるのはガチでヤバそうな建物(アジト)とその回りを巡回するヤバそうな人達…普通に見るだけで帰りたくなる光景だ。

カイル「そもそも何でこんなこと俺たちがしなきゃなんないんだよ。」

エアロ「この前僕らと同じ様な役職(処刑執行人)の人がここのアジトの人を捕まえた(食べた)んだけどね…」

その他数人「うんうん…」

エアロ「それはよかったんだけど、その悪い人が実はここのお頭さんってことがわかって…」

その他数人「ふむふむ…」

エアロ「しかもお頭を殺られたからってここの人達が怒って僕らの村に復讐するんだってここの次のお頭候補の人を中心に前より強大な勢力になっちゃったから僕らがその後始末を任されたってわけ。」

カイル「説明なげぇよ!ってゆーかなんでここのお頭食ったやつ来てねぇんだよ!なんで俺なんだよぉ〜(泣)」

少しずつ涙ぐんできた俺を見て困ったようにエアロが続けた。

エアロ「なんか調子悪いんだって。けど僕たちだけじゃないよ。」

カイル「…え?」

エアロ「そこらのチンピラみたいなのと言えどさすがに僕たちだけじやこんなに大きな組織一つ潰すのは難しいに決まってるじゃない。クレアやソフィア、フレイルも来てるよ。だから朝いなかったんだ。」

カイル「マジで!?なら安心だ。でもソフィアやフレイルはともかくクレアはなんで一緒じゃなかったんだろ?」

エアロ「それならもうすぐ分かるんじゃないかな?」

カイル「?」

そう言いながら首をかしげている俺を見てエアロは言った。すると…

ホープ「ピカ!」

ルイージ「カイル、エアロ!見て!」
カイル「何だあれ…?」

エアロ「来た来た…♪」

二人が指さしている所に目を向けると何やら丸い陣の様なものが宙に浮かび、黄色に輝いていた。

その頃クレア達は…

ソフィア「クレア〜エアロから連絡来たわよ〜。」

クレア「了〜解。じゃあいくわよ!」

フレイル「オウ! ジュル」

ソフィア「派手にやっちゃいなさい♪」

クレア「雷神よ!悪を照らしその神槍により邪なる者に大いなる制裁を!」

『サンダーランス』!!

二人の返事を聞いたクレアは頷き空中の陣に向かって叫んだ。

すると陣の中心から光の球体が出現し、そこから無数の雷の槍が敵アジトに降り注ぐ。着弾する度に建物とチンピラ達の悲鳴が聞こえてくる。

カイル「すっげぇ〜!カッケェ〜!」

エアロ「ホラッ突入〜突入〜♪」

カイル「これほどいてから言え!(怒)もう逃げないから!」

グルグル巻きの状態では逃げるどころか何も出来ないから諦めて戦うことにした。どうしたらいいのかわからんが…。

その後ろではルイージがビクビクして動けずにいた。

ルイージ「こわいよぉ〜…もうやだよぉ〜…(泣)」

ホープ「ピカピカ。」

ホープがルイージに向かって何かを伝えている。

ルイージ「え?君もファイターだろって?…あ、そうか。こっちに来ても技は使えるのか!」

ホープ「ピカッ♪」

ルイージ「だから君は全然怖がってなかったのか。」

ホープ「ピカ!」

ルイージ「それなら僕でも少しなら…よしっ行こう!」

ルイージ初のポジティブな発言!

エアロ「それじゃあ行くよ!」

エアロのオトモ達「おお〜!!」


チンピラ「総員戦闘体勢にはいれ!敵が攻めてきたぞ〜!」

カイル「いざ入ってみたはいいがどうすりゃいいんだ?」

チンピラ「死ねぇぇい!!」

カイル「うわぁ!」

バキッ!

チンピラ「んゲフッ!」

エアロ「もぉ〜!世話やけるなぁ〜」

カイル「うるひゃい!(泣)」

エアロ「じゃあこんなのいかが?」

エアロがカバンから石を取り出して俺に投げた。

カイル「うわっと!あ、この石…」

エアロ「それは『竜石』って言って持っとくだけでもいいんだけど、そこに竜の魔力を流し込むと自分の中の力が覚醒する竜人族に伝わるすごい石なんだ。ホラッやってみて♪」

カイル「ホラッて…どうすりゃいいんだよ。」

エアロ「とりあえずラティオスになって、後はなるようになるよ。」

と、いいながら、次なる獲物を探してどこかに行ってしまった。

カイル「マッテ〜!俺を一人にしないで〜!(泣)」

チンピラ「いたぞ!かかれ〜!」

カイル「うわっ!来たぁ〜!えぇ〜と…変身して…」

逃げながらラティオスに姿を変える。

チンピラ「なんだ!?姿がかわったぞ!アイツも竜人か!?」

チンピラのちょっと偉いやつ「怯むな!かかれぇ!」

チンピラ軍団「おお〜!!」

カイル「後は…なるようにぃ〜…なぁぁぁ〜る!!」

チンピラ達「うぎゃ〜な、なんだ〜!?」

俺がチンピラに囲まれた瞬間俺の体に異変が起こった。あるはずのない足と尻尾の感覚、翼の違和感。なにがなんだか分からない。俺から発せられる衝撃波でまとわりついていたチンピラが次々と吹き飛ぶ。

カイル「な、何が起こったんだ…?」

ルイージ「な、何なのその姿!カイル…だよね…?」

通り掛かったルイージが驚いたように言った。
俺の姿は、元のラティオスにエアロの姿が混じった様になっていた。

カイル「これなら…いける!たとえ俺でも!」

エアロ「うわっ!まさかほんとに出来るとは思わなかったよ。今どんなかんじ?」

カイル「最高!ところで何なんだこれ?」

エアロ「普段は出て来ない天竜の血の力が引き出されたんだよ。だからラティオスと僕と混じったみたいになってんの。」

カイル「なるほど!」

エアロ「はい!もう一頑張り!」

その後の戦闘はそこまで時間はかからなかった。
なぜならあの処刑人がいるのだから…

ソフィア「さて…あなたで最後ね。」

お頭「ヒィィ!命だけは…」

ソフィア「ダァメ♪」

カプッ

お頭「イヤだぁぁ〜死にだぐねぇよぉ〜!」

ソフィアはお頭に食らいつくやクッチャクッチャと音をたてながらお頭を口のなかで転がしていた。

カイル「ホープ!見ちゃダメだっ!」

ソフィアのお食事が始まると俺はホープの目に手をかざした。

ホープ「???」

お頭「ううっ…い…いや…だ…」

ソフィア「美味しくないからさっさと呑み込んじゃいましょっと。」

お頭「ああ…あ…」

ソフィアが上を向き、一気にお頭を呑み込んだ。

ソフィア「おやすみ〜♪」

喉の膨らみは腹へとたどり着き暫く動いていたがすぐに動かなくなってしまった。
あまり何が起こっているのかは想像したくない…。

ソフィアの腹も元通りになったので、解散となり、それぞれの我が家へと帰って行った。

カイル「もうこんなのいやだかんな…」

エアロ「ハイハイ…♪」

こうしてこの一件は幕を閉じたのだった。


めちゃくちゃ長くなっちゃいました…。しかも終わり方変だし…。
あと、明日から受験勉強のため、2〜3ヵ月投稿をお休みさせていただきます。ご迷惑をおかけしますが、ご了承くださいまし。
もしかしたら稀に感想とかに出没するかも!?です。

ご閲覧、ありがとうございました!

<2012/12/16 22:47 カイル>
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