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研究所の大トカゲ(続) − 旧・小説投稿所A

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研究所の大トカゲ(続)

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ハリーは、頭からどんどんとトカゲに飲み込まれていく。
口内の筋肉は、ハリーを歓迎しているかのように蠢く。
トカゲは、ハリーの胸までを咥え込んだ。
その後、口内に落とし込み、じっくりとハリーを噛むことにした。
ハリーは、口内の筋肉にもてあそばれ、唾液と一緒に揉みくちゃにされた。
「ぐううっ…」
ハリーは、揉まれながら苦しそうな声を出した。
どんどんと暖かいトカゲの唾液がハリーに降り注ぐ。
トカゲは、そろそろ飲み込もうと思い、ハリーを、ゴクリと飲み込んだ。
口内にいたハリーは、食道へと移動し、口の膨らみも、喉へと移動した。
食道では、ハリーが唾液と、食道の筋肉に揉まれて、足掻き苦しんでいた。
しかし、そんなハリーを筋肉は、無情にも揉んでいく。
胃の噴門は、ハリーを待ち構え、食道の筋肉は、それに答えるかのように、さらに蠢きを加速させた。
芋虫のように、蠢く筋肉は、胃の噴門までハリーを送り届けた。
やがて、ハリーは、胃に到着し、ゆっくりと蠢く筋肉の上に落ちた。
ハリーは、立ち上がり、安定しない筋肉の足場を歩いた。
「畜生…俺を飲み込みやがって…」
と、ハリーは胃の壁に向かって言った。
ハリーがしばらく、胃の筋肉の上を歩いていると、蠕動運動が始まり、胃液が分泌された。
そう、消化の前兆だ。
ハリーは、その場で立ち尽くしてしまった。



<2012/08/10 11:39 エヴァンゲリオン弐号機>消しゴム
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