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ソール（クロ）
年齢およそ、250歳。雄の四ツ足竜で、背中には翼が生えている。全身が黒色の鱗で覆われていて、闇に紛れると姿が殆ど見えなくなる反面、闇の中でもくっきりと浮かぶ赤い双眸が特徴的。
体長はおよそ8m〜10mで、幼少期を竜の里で過ごしていたものの、ユフォーレとの出会いにより、青年期になると里を飛び出し、外の世界で気ままな生活を送る。
それから30年程後に、ユフォーレが不慮の死を遂げる。そこで蘇生術を学び、使用に至る。が、禁忌として封印を決意。
更にそれから数十年後、ショウと出会い、愛という感情を思い出す。が、一年と経たずに彼が死去。
その後、命について学ぶ為に世界を飛び回る生活を続け、いつしか「賢龍」という二つ名がついた。


遠山 翔（とおやま　しょう）
いわゆる、平行世界から迷い込んだ人間。原因は不明。
年齢は19歳で、身長は167cm、体重は59kg。至って健康な生活をしていた。
ドラゴンであるソールに、クロという愛称を付け生活するも、冬の厳しさの中で体力を失い、最後はソールに食われて亡くなる。
この世界に来る前は大学に通う、読書が好きな普通の青年だった。

ユフォーレ
年齢はおよそ500歳以上。雌の二ツ足竜で、両手両足の他に背中に生えた翼を持つ。
蒼色の鱗は空の色と似ていて、赤色の目には一本の縦筋の形をした瞳を持つ。
ソールが生まれる前から様々な勉強をしており、その知識量は1000年を生きる竜にも匹敵すると謳われていた。
だが、とある廃城跡にやってきた人間との戦闘で命を落とす。その後、蘇生術により一時的な復活をするも、自らを犠牲として術の封印を施す。
その時の勇姿のまま、廃城跡に残った骨はソールの手によって大切に守られているとのこと。

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