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狼と狐のち日常 − 旧・小説投稿所A
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狼と狐のち日常

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「ただいま……」
「あ、お帰りなさいませ。マスター。お荷物を」
長い帰路もようやく終わり、自宅に帰宅。
人里離れた広大な土地にあるログハウスのような建物。
それが、僕の自宅だ。
大きな家庭菜園を携えており、それで自給自足している。
買い物なんて滅多にいかなくてもいいのに……
突如として現れた異次元の存在。
それも6体も……日常が崩れ去った。
僕、東雲 海羅を迎えてくれるのはフラウ。
竜人で種族は水竜だろう。
滑らかな鱗はきっと気持ち良さそうだが、まぁ触るのは止めておこう。
非常に面倒がよくて、働き屋さんだった。
家事をよく手伝う……てか、ほとんどやらせてくれない(助かってるのは事実。
大量に買い込んだ食材の入ったバックを僕から優しく受け取ってくれる。
「お、メシか。ま、お前の方が美味いけどな」
と、横から口を挟んでくるのは通称、残虐狼 ソル。
深紅の体毛にサファイアはよく似合ってかっこいいと思うけど……
性格は非常に迷惑……フラウの優しさを分けてやって欲しいよ。
「んあ? なんか言ったか?」
「な、なんでもないっ」



<2012/03/13 17:07 セイル>消しゴム
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