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会合3 〜人間vsポケモン〜 − 旧・小説投稿所A

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会合3 〜人間vsポケモン〜

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リグはづいてくるラティオスから離れようと、起き上がって駆け出そうとした。






ラティオス「おっと…どこへいくつもりですか?」

リグ「ぇ……ぎ…あぁ…!!」


強すぎるサイコキネシスが、リグの神経、筋肉を全て硬直させた。バランスを失い、リグは人形のように倒れた。目だけがギョロギョロと動いている。


ラティオス「あまり抵抗するんなら…」

ラティオスはニヤリと微笑みを投げ、リグの頬を撫でる。感覚が麻痺したリグにも、彼から恐ろしい殺気が伝わってくるのが分かった。

ラティオス「…殺しちゃいますよ♪」


彼は空中に手を掲げ、何かを絞めるような動きをした。




リグ「ぐ…ぁ………!!!!!!!!」

手の動きに連動して、リグの首がじわじわと締まっていく。悲鳴も出せない、もがく事もできない…




リグ「……アッ……クェ…」

ラティオス「…残念ですねぇ…僕も人間は好きなのですが、武器を手にする人は嫌いですよ。」

窒息寸前のリグに、耳元で語りかけるラティオス。口の端は釣り上がり、目は狂気を映しだしている。





ハブネーク「…ひぇ………」

傍観するしかないハブネークは、ラティオスの恐ろしさを見せつけられ、動けなくなっていた。


ハブネーク「こんな…こんな方に俺は…」

身も凍る思いで、しっかりリグの処遇を見つめる。





ラティオス「ふぅ…」

リグ「……ェァ……」

漸く首締めが解かれる。ラティオスはじっくりリグを見下ろすと、率直すぎる感想を述べた。





ラティオス「うーん…よく見れば人間って…美味しそうですね…」

リグ「……!!!!!!」

決して最低限以外の狩りはせず、温厚に生活していたラティオス。だが人間という初めてにしては絶品の食べ物に、口からは粘り気のある水が…



リグ「…ん………んぅ…!!」

命乞いはラティオスどころか自分にすら届かず、虚しい音となって消えた。


ラティオス「フフ…我慢できません…♪」

ラティオスは唾液まみれの口で、リグの頭を包み込む。ヒトを喰らうには小さい体も、伝説の力によって巨大化させる。


ムォグ…クチュクチャ…ヌチャア…アグ…

リグ「…………」



強制的に口に収まっていくリグは、何とか少しでも体を動かそうとするが、ピクリとも動かない…



優しく舐める舌とは反対に、口はどんどんリグを呑み込んでいく。もはやリグの上半身はくわえ込まれ、クチャクチャと咀嚼されている。




ラテオス「(おいしい……もっと食べたい…)」


リグの太ももを愛撫しながら、感情的になっていくラティオス。


一方リグは…




リグ(くそぉ…誰か…)

足がまだ外の空気に触れているのを感じながら、顔を喉肉に埋められていた。

ぶよっとした感触に揉まれ、唾液のコーティングをされる。人生で一度も…いや、人生で最後の感触が、こんな…



ガプゥ…グムッ…

リグ(あっ……しまっ…)

足が口に入り、全身に唾液が刷り込まれていく。僅かな可能性を信じ頭の中で助けを求めるが、ラティオスがそれを聞く事は無かった。





ラティオス(さて…そろそろ…)


すらりとした流線型の体を上へ向け、燕下の準備をする。もっと味わいたいのも山々だが、流石にこの大人1人を口内に入れておくほど余裕は無い。



ラティオス(ごちそうさま♪

ゴクン…




リグの体は一気に食道へと引きずりこまれ、濃厚な肉の中へと堕ちていった…














ハブネーク「に、任務…完了…だよな?」

ラティオス「………」


ハブネークは恐る恐る、大きく膨らんだお腹を抱えて陶酔しているラティオスに語りかける。胃がもぞもぞと動き、リグを消化しようとしているのが、一目で分かる。




ハブネーク「そ…それじゃ帰…」

ボソッ…「マだ…タりなイ…」


彼はハブネークに一瞬で近づき、体をがしっと掴んだ。






ハブネーク「ひ…な、なんだよぉ……?」

血の瞳が、まっすぐ自分を見つめている…
恐怖で息が荒くなり、目に涙が溜まっているのが分かった。





グパァ……
ラティオス「フフ…あなたもどうです?」


ハブネーク「……ぁ…」


<2011/05/15 14:42 ロンギヌス>消しゴム
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