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【保】命がけの日々 − 旧・小説投稿所A

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【保】命がけの日々

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…カイオーガ事件から数日後…

「おい、トマート」
と、ルギアが言った。

「ん?何よ」
と、トマートが言い返した。

「こんなものを貰ったんだが…」
ルギアが見せてきた物は、普通のTシャツだった。

「何これ…」

「聞いて驚くなよ?これを人間が着ると…

ルギアになれるらしいぞ」

「へぇ」
ルギアはがっかりした声で、
「…もう少し興味は持てないのか?」
と言った。

トマートは、もう見切っていたのだ!

「そうやって、僕をおびき寄せて、食べる気だろ?」
しかし、返事は予想していたものとは違っていた。

「…は?」

「…え?違うの?」

「…つまり、食べて貰いたいのか?…」
ジュルリ…ルギアの口から唾液が出てきたのが、僕には見えた。

「い、いや…そういうつもりじゃn…」

バクンッ

…数分後…

ガパッ
「…こんなもんでいいだろ…」

「……」

僕は意識が薄い状態で、服を着せられた。

「うむ…思っていたより、似合わぬな…」

「ゴホッ…余計なお世話だ…」
と言っているうちに体に異変が起きた。

ゴゴゴ…
「うえっ!何だっ!?」

…とうとう僕はルギアと化した。

「ハハハ、いい気味だ!」

…この化け物めっ!

「冗談じゃない!はやくもどせ!」
と叫んだが…ルギア(本物)は、どこかへ飛んで行ってしまった…

「…くそっ、これじゃ外にも出られないじゃないか」

…まてよ?この姿なら…

「空飛べんじゃね?」



…そう思った僕は、一旦外に出て、羽ばたいてみた。すると、体が浮くではありませんか!

「おおw浮くもんだなぁ」
とりあえず、草原へ向かった。

ー草原ー
「おおw早く着くもんだw」
…ここまでは良かったものの、まわりにはたくさんの子供たちがいた。

キャーッ!ルギアだ!
伝説ポケモンのルギア様だ!
なんかTシャツ着てる!
…などの声が聞こえる。

「お、おい、僕は人間だっt…」
と言っている内に周りには子供が集まってくるばかりだ。

「やいやい…困ったな」
と思いつつも、一人一人に向き合った。

ー数時間後ー
ばいばい、ルギア!
じゃあね!明日も来てね!
「はいはい…じゃあね…」
大勢の子供達の相手をした、僕の気力は残り30をきっていた。

「あぁー疲れた…」
思わずその場に寝転んでしまった。


「…あれ?なぁ、ピカチュウ」

「ピカァ?」

「あのポケモン…ルギアじゃないか?」



おぉーい!ルギアァーッ!
「ん?今度は誰…」
僕は残った気力を振り絞って、起き上がった。…そこには…

「久しぶりだな、ルギア!会いたかったぜ!」

…赤と白の帽子に、鍛え上げられたピカチュウ…

…サトシ?
「おお、覚えててくれたのか!」

…いや。悪いけど、君とは関わりが無…
「前は、楽しかったなぁ!一緒に海で遊んだなぁ!」

…ルギアはルギアでも、ルギア違いです…
「…あれ?どうしたんだ、その服!ユニク○か!」

…はぁ。諦めようとした、その時…

「おい、そこのお前」
と、誰かがサトシに話しかけた。

「ん?誰だr…」
バキっ…!

「痛っ…」
ドサ…

A「サトシ君よ、少し眠っててもらうぜ?」

な、なんだ!?なにが起きたんだ!
サトシは…倒れていた。

B「そして、こいつがルギアか…売ればかなり儲かるぜ」
…お相手は3人ぐらいで、そこらへんにいるヤクザみたいな格好をしていた。…ダサッ(笑)

C「よし、一気に攻めて、生け捕りにするぞ!」
3人のうちの誰か1人がそう言った瞬間、一気に襲いかかってきた。

「あぁーっ、もうめんどくせぇー!」

僕は適当に翼で大きくなぎ払った。
すると…面白い事に、3人ともふっとんだ。

A「くそ、覚えてろよ!」

B「うえーん(泣)」

C「ママァーッ!」

なんか八百長っぽいな…と思っている内に、サトシが起き上がってこっちに向かって来ていた。

「サンキュー、ルギアッ」
…まぁ、お安いご用だよ。…と言った次の瞬間、サトシはとんでもない事を僕に言い放った。




「…こんな時に言うのもあれだけど…また俺を呑んでくれないか?」

・・・はぁ?



「なぁー、頼むよ」

サトシは、そう言うと僕に寄りかかってきた。
くそう…(前にサトシと一緒に海で遊んだ)ルギアめ…!なんかサトシにやったのか!

…しょうがない。こうなったらやるしかない。
そう感じ取った僕はサトシに近づいた。

「悪いな…じゃあ、頼んだぞ」
…といっても、いつもならこっちが食べられる方。
どうしていいか分らなかった。
…少し強引だが、一気にサトシにかぶり付いた。

ガブっ!

「うっ…」
やばい、傷つけちゃったか…?

「相変わらずだなぁ、ルギアは…」
…(言葉が出ない)


グチャ…ニチャァ…
僕は、遠慮なくサトシに唾液を擦り付けていく…
が、何も味は感じなかった。

「ああ…気持ち良いぜ、ルギア…」
お前は何を言っているんだ。
こういう空気は苦手なので、さっさと呑んでしまった。

ゴクン…
人が自分の喉を通る。こんな体験は初めてだ。(当たり前だが)
そして…サトシが胃袋に辿り着いた事が感じ取れた。

…大丈夫か?サトシ。

「ああ…じゃあ、お休みな。ルギア」

・・・この状態で一夜過ごすのかよ・・・



カイオーガ「よく見てみると、描写ヘタだね」

やっぱり…?
ルギア「春休みで学力が下がったんだな」

あそばれているのを分からないなんてかわいそうーだわー♪

ルギア「なにを歌っているんだ…狂ったのか?」

3年目ーの浮気ぐらーい大目に見ーろーよー♪
<2011/12/01 22:13 トマート>
消しゴム
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