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【保】命がけの日々 − 旧・小説投稿所A

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【保】命がけの日々

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「ぶぱぁ…ばにこのべっけえ…ぶぼ!ぼんなじばくにぶべらば…ばっいにばバァビびるぼ!」

※翻訳 「うわあ…なにこの絶景…うお!こんな近くに鯨が…あっちにはシャチいるぞ!」

「もう…一体なんて言ってるのか分からないよ…」
海の奥にはたくさんの魚たちと伝説ポケモン一体と騒いでいるトマート一人の姿があった。

「ぶ…ぼぶえべば、ぶみにばいっべばらびっばいもヴぃぎぶぎびべばいや…ぼい、バイボーバ。」

※翻訳 「う…そういえば、海に入ってから一回も息継ぎしてないや…おい、カイオーガ。」

「ええ?何よ…」

「びっばんびきつびばべべぶれ」

※ 「一旦息継ぎさせてくれ」

「え?一回空気吸いたいの?」

「ぶん」
※ 「うん」

ブククククク…

「………べ?ばびぼぶっべんぼ!?ぼぉぶはぼとにびきばぁいの!」

※ 「………へ?何潜ってんの!?僕は外に行きたいの!」

「えへへ…やだよ♪」

「ぼい!ぼれびばぶにやばび!ばばぶぼぼび…ぶはぁ!」

※ 「おい!これリアルにやばい!はやく外に…ぶはぁ!」

「あはははは!面白い面白い!」

遂に耐えきれなくなった僕は、カイオーガから離れて海面に急いだ………がしかし…

ぎゅっ♪抱き掴まれて(?)そのまま海底へと連れ込まれた。
「ぶっ…ばびびべんば…」

※「うっ…何してんだ…」

「だってこうしないと面白くないじゃん♪」

今やっと題名の意味が分かった…
…と思っている内に、段々目の前が真っ暗になっていった…

「あとどれぐらい続くかなぁ?…ってトマート?ねえ、トマート!?」

「………………」
そこで一旦、僕の記憶は途切れたのであった。



(う…ここ何処だ…)

僕が目を開けると、そこはきれいな夜景…ではなくてカイオーガの腹があった。

(わ…なんだこれh…)
と思った瞬間、2tはあろうかという重みが体にかかった。
(んんんん!!?)

ブハア嗚呼嗚呼っ!!自分の口からハイドロポンプが放たれた。

「あ、起きた♪」

「おえっ…あ、起きた♪じゃねえよ…」
カイオーガはトマートが気絶した後すぐに海岸にあがり、水をぶっ掛けたりのしかかりして遊んでた…らしい。

「はぁ…結局勝ってもいい事ろくに無かったな…」
ここにきてため息の一つが出た。

「まぁまぁ、また行ってあげるから♪」

「もう行かない。絶対に」
僕はきっぱりと言った。

「…じゃ、家まで送ってあげようか?」
疲労とストレスが満タンまで溜まっていた僕の体は自然に起き上がった。

「え、マジで!?」

「うん。大マジ♪」
多少の喜びという気持ちが体に突き抜けた。

しかし…なんだか様子がおかしい。

「では御一人様ごあんなーい♪」

…ん?ちょっと待…っ…


<2011/12/01 22:19 トマート>消しゴム
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