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思いがけない終戦 − 旧・小説投稿所A

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思いがけない終戦

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フ「お、おじいちゃん!」

た「大丈夫だ。アンクルなら戻ってくる!」

ファ「私達は・・・見守りましょう」
――――――――――
黒竜の体内

ア「ぬぅぅ・・・ワシの中もこんな風なのかのぅ?」

いつもは食べる側のアンクル。体内がどんな風かをまじまじと見渡しながら奥へ向かう。

ア「ここか・・・」

ムニュッ

噴門を通り抜け、胃袋へ侵入する。・・・そこには・・・

ア「・・・マブー!」

マ「・・・お、おじい・・・ちゃん?」

すでに下半身が胃壁に減り込み、魔力を吸収され、よぼよぼなマブーがいた。

ア「ぬぅぅぅ・・・今助けるからのぅ」

アンクルはマブーや他の衛兵を、胃壁をこじ開け、引っこ抜く。

ア「ふぅ。今はワシの中で休んでいてくれ」

パクッ・・・ゴクッ・・・パクッ・・・ゴクッ・・・

助け出しても、まともに動けないと考えたアンクルは衛兵を次々と飲み下す。

マ「・・・あり・・・が・・・とう・・・おじいちゃん・・・」

ア「クク、今はもう喋るでない。ゆっくりと休むのじゃ♪」

アムッ・・・ゴクリ♪

最後にマブーを飲み下し、膨れたお腹を少し押し付け、脱出を試みる。

ムニュッ・・・グニュッ

ア「クク、腹の中はなかなかじゃのぅ♪」
――――――――――
アマツ「う〜ん・・・どうしよう」

た「アンクルが戻ってきたらその雨雲で・・・」

上空には黒い雲を寄せ集め、どうしようかアマツさんと相談している。

アマツ「分かったわ♪」


寒くなりましたね皆様。こんな日々は家に帰ってこたつに・・・ちょっ!?

ア「クク、こたつよりワシに抱き着かぬかのぅ?暖かくしてやるぞ♪」
<2011/10/03 07:14 たぐとも>
消しゴム
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