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なにかと楽しい日常 − 旧・小説投稿所A

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なにかと楽しい日常
− −かくれんぼ編G 決着 − −
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場所:豪邸裏の山全域

鬼:イヴァーナ・サンチェス・スナイダー・ミロカロス・ハブネーク・ジャローダ・カイオーガ

計7体

逃走者:トルーク・ピカチュウ・ロンギヌス

計3体

確保者:トメート・トマート・トスメ・アメタマ・ゼニガメ

計5体





ロンギヌス「(動物に化けて自然を愛でるのも悪くないな♪)」

ロンギヌスは鹿にメモリで化け、付近の自然を堪能していた。

人間の姿では気づかない生命の息吹。草木は光合成の為だけに葉を広げ、その葉の上ではカマキリが蝶を捕らえ忙しく口を動かしている。

ロンギヌス「〜♪」





スナイダー「ふぅ〜……長歩きは老体にはキツいのぅ…」

トマートに逃げられてから皆が隠れそうな場所を洗いざらい探したが誰も見つからず疲労がたまっていた。

気付けば一本の大木が。ちょうど良いので背もたれにする。

スナイダー「あー、疲れるのぅ……」

ふと上を見上げると、数々の木の枝の間に何やら不自然な葉の塊が………

スナイダー「まっこと怪しいのぅ……何かあの上のものを落とす方法は……」





サンチェスはまた上空から龍自慢の視力6.0の目を使い地上を凝視する。

サンチェス「あは♪怪しい所はっけ〜ん♪」





スナイダー「火事じゃ〜逃げろー(ニシシ♪」

300%棒読みの嘘を木の上に振りかける。

ピカチュウ「なんだって!?」

ピカチュウが慌てて降りてくる。スナイダーはすかさず長い舌で動きを封じる。

ピカチュウ「ひゃっ!?」

スナイダー「ククク、やはりおぬしじゃったか♪キレイに引っかかったの♪」

ピカチュウは単純なミスに赤面する。

スナイダー「まぁ良いではないか♪またワシの中に入れるのだぞ?」

ピカチュウは少し笑い舌に身を任せる。

スナイダー「良い子じゃ♪」

アグ…パクン…ゴクリ…





サンチェスは怪しい所の近くに軟着陸。すぐさま怪しい地面をむんずと掴む。

サンチェス「えいっ!みぃーつけた!」

地面が剥ぎ取られ、真の地表が表れた。そこには寝そべっているトルークの姿が。

トルーク「嘘だろ〜」

サンチェス「嘘じゃないわよ♪」

トルーク「何で見つかったんだぁ〜…」

サンチェス「ここね、周りより葉っぱが細いのよ。それに色が薄いのよね♪」

トルーク「チクショ〜…自慢のギリースーツだったのに……」

サンチェス「ふふふ♪大人しく食べられなさい♪」

サンチェスは目の前で大口を開く。底にはうねうねと蠢く赤い舌。唾液は上下に幾本もの柱を作る。

レロレロ…ジュル…ニチャ…ニチュ……パクン…ゴクリ…





ミロカロス「あの鹿…どうも怪しいなぁ〜…」

ミロカロスはさっきからある鹿が気になっていた。

他の鹿同様下草を食べるみたいに顔を上下させるのだが、いっこうに草を食べる様子はなくやたらと周りを見ている。

ミロカロス「やっぱり怪しい……こういうときは突撃ね♪」

太く長い美しい蛇体を音もなく地面に這わし、あの鹿に近づく。

シュルシュル…

ロンギヌス「!?」

ミロカロス「あら、美味しそうな鹿♪」

ロンギヌス「だぁぁぁ!俺は鹿じゃねぇ!」

ミロカロス「あら、鹿がしゃべった」

ロンギヌス「だから鹿じゃねぇっつーの!」

ロンギヌスの体からメモリが抜け、本来の姿に戻る。

ミロカロス「ふふふ♪みぃーつけた♪」

ロンギヌス「……」

ロンギヌスは蛇体を巻き付けられ抵抗すれば痛い目に遭うのは百も承知なので大人しくする。

ジュル…レロン…ニチュ…ニチャ…

ロンギヌスは思っていた。

ミロカロスに食べられるのはいつ以来だろう?
最後は確かリーグでシロナのミロカロスに食われたんだっけか……
しかしあの時は驚いたなぁ…シロナさんも被食フェチだって聞いて…

アグ……パクン…ング…ゴクリ♪






なんか終わり方変になったなぁ……


<2011/09/18 21:07 トルーク>
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