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【保】とある竜医と女王竜の記録 − 旧・小説投稿所A
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【保】とある竜医と女王竜の記録

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「しかし、なんでお前らまで付いて来るんだ?これは仕事なんだがな」

聖リフィル王国へと向かう船の中で、ゴルダは付いて来たウィズダムとバハムードとセレノアを睨みつけながら言う。

「里の友達に急に呼び出された」

とウィズダムは答え

「別について来ようが来まいが勝手でしょ?あなたには関係ないわ」

とセレノアが答えると、バハムードは横で頷いたので。ゴルダはバハムードの頭にげんこつを喰らわせた。

「いてっ!」

ゴルダに殴られ、バハムードは頭を摩る。

「お前らも竜医なら、手伝え。分かったな?」

ゴルダが二人に言うと

「へいへい」

「はいはい」

二人はやる気のない返事を返した。

そして、そうこうしている間にも船は聖リフィル王国へ到着した。

「やべ、エルフ語全然分からなくなってるぜ」

船着き場から城まで歩く間、聞こえてくるエルフ達の会話が全然理解できなくなったとバハムードが嘆いていた。

「光竜王国セイグリッドにエルフは居ると聞いたが?」

いまだに理解できるのか、平然とした顔で歩きながらゴルダは聞く。

「居るけど、共通語のドランザニア語しか話さねえよ。エルフ語は全く使わねえ」

それを聞いたゴルダは、ふむと答える。

「さて、たどり着いた訳だが」

リフィル城の前へたどり着き、ゴルダは城を見上げる

いつこの城を出たかももはや覚えていないが、帰って来たという実感はあった。

「ああ、これは竜医殿・・・門を開けろ」

検問の兵士が言うと、門が開かれる。

「さて、ただいまと言いたいところだがそうもいかんな」

ゴルダはそのまま城の敷地内へ入った。



<2011/07/25 22:11 ゴルダ>消しゴム
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