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【保】とある竜医と女王竜の記録 − 旧・小説投稿所A

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【保】とある竜医と女王竜の記録

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それから数週間が過ぎた。フレイルティア、アストライズ、フォルトハイムからの資金援助を受け。海沿いの再開発が始まった。

「じゃ、そう言う事で頼むぞ」

エルダリスとの発電所建設計画も一段落し、ようやく国が復活の波に乗って来ていた。

「ん?なんでまた聖リフィル王国へ俺が行かねばならん?」

聖リフィル王国とは、エルフが治める島国で。かつてはエルフ自治区として有名だったが、連邦になる前に独立を宣言し。
現在は強制的に連邦の枠組みに組み込まれている国である。

「大体、あそこは賢者の竜の里があって竜医は必要ないだろ」

ゴルダは文句を言うが、派遣された竜医の一人に

「ドランザニアに目を光らせているために、アイルーの手を借りたいくらいの忙しさらしい。つまり人手が足りない」

と現状を説明され、しぶしぶと了承する。

「で、その患者の竜は?」

「これを」

ゴルダは症状が書かれた手紙を受け取る。

「王女の竜だと?もしや・・・アルガティアか」

王女の竜と聞いて、ゴルダは何かにピンと来た。聖リフィル王国は、自分と従兄に当たるライラ一族が代々王位を引いており。
一番遊んでいたのが長女のアルガティアで、従軍時代に王位を継いだと言う噂を聞いたからである。

「やれやれ、なにかの偶然だろうか」

ゴルダは手紙から病気を把握し、準備を始めた。



<2011/07/25 22:11 ゴルダ>消しゴム
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