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続 夕立の日に − 旧・小説投稿所A

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続 夕立の日に

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「ここが…桜さんの神社?」

「ああ」

夕達は桜の神社に到着した

小さな山の上にあるので石段を登るのが大変で汗をびっしょりかいている

桜の神社も夕立の神社と同じく人に忘れ去られたような感じだ

「夕立の神社より大きいね」

「それは言わないでくれ…」

夕の言った一言が心にグサリときたらしい

夕立はみぞおちを手で押さえている

「中に入るぞ」

「うん」

夕は両手に持った紙袋をがさがさいわせながら歩いて、入口に移動した

「よいしょっと」

夕立が戸を開け、靴を脱いで中に入る。夕もそれに続いた

中に入ると夕立の神社と同じような感じだった

部屋の奥に方にしめ縄と鏡が置いてある

「ほら、こっちだ」

夕立に言われ鏡の前に行くと「俺と手を繋げ」と思いもよらない言葉を掛けられた

「何で夕立と繋がなきゃいけないの?」

「神様である私が引っ張らないとお前鏡の中にはいれないだろ」

(ああ、なるほど、そうゆうことか。夕立に変な趣味でもあるのかと思った)

そんなことをちょっと考えつつ、夕は両手に持っていた紙袋を左手で持ち、右手で夕立の手をにぎった

「これから鏡の中に入るがお前には少し刺激が強い。だから目を瞑っといたほうが良いぞ」

「わかった」

夕は目を閉じ、入ってくる情報をシャットアウトする

「行くぞ」

「うん」

二人はゆっくりと鏡の中に入っていった




<2011/09/18 08:50 雪風>消しゴム
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