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消えた理性 Second 〜VSヤマト〜 − 旧・小説投稿所A

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消えた理性 Second 〜VSヤマト〜

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「さーてどこに逃げたかなぁ〜?
…ジュルリ」

涎をボタボタ垂らしながら、島の海岸を見渡す。
カイオーガの視力は異常に高く、
人間式でいえば6.0である。




「いない…何でだろ。」
海岸沿いには人気が無く、シーンとしていた。

「もしかして数え間違い?だったら数えた
giratinaとか言うへぼ作者を呑み込んじゃおうかな〜。」
(作者は大歓迎)








「やっぱり居ないや…帰ろ…ん?」

…見つけた。
海岸では無く、沖でバシャバシャと泳ぐ人影があった。だんだん沈んでいる。








「ボクの見る方向が違ってたのかぁ〜。
……それにしても人間って泳ぐの遅いなー。かわいそうに。」


ブクブクブク…トポン…
「あ、溺れた。」

カイオーガはすぐさま潜り、乗組員の所へ向かった。
一応助けるつもりだ。下心アリアリだが。

ブクブク…プハア。

早業で救助すると陸に上がり、砂浜に優しく寝かせた。

しかし寝かせる向きにも頭を使い、乗組員の頭が海側にくるようにした。

後々、楽しむために…





…俺は、生きてるのか?…
…いや、…確かに気が遠くなって溺れ死んだはず………

…そうか、偶然助かったんだな…
…良かった…



…カプリ……

…な、なんだ?足に何かが…
ふと下半身を見る。



…大きな怪物が、足首に喰らいついていた。




「う、うわぁ!!」

「あ、起きたんだ。」
…アグ、アムッ!…

更に飲み込まれ、膝が牙に当たる。

「あ、あああ!ああああ!!」
必死に足腰を振って抵抗するが、カイオーガの前では無力だった。

「お食事中は静かにしてよー、あむ。」
ごく、ごくり!

「うああああ!だ、誰か助けてくれぇぇ!
喰われちまう!」

「へえ、自分の状況良く分かってるじゃん
。だったら話は早いね。」

ゴクッ!ゴプリ!クチャア…
とうとう腹部までが口に収まり、カイオーガの喉を大きく膨らませた。

「や、やめろぉ!助けて!いやだああ!」

「おいしーい♪あぐ、あぐ♪」

「うむうう!!んんん!助け…むううう!」

胸がくわえられると、舌が出てきて顔を唾液で塗り始めた。

…ぬらぁ…ペチョリ…ベトォ…レロリ…

「あ…あ…」

遂に首にまで舌が巻きつき、更に体を引き込んだ。

「んんんん!んんん!た、たすけて…くれぇ…」
…グニュウウウ!!!

「うぎゃあああ!」

強すぎる舌の抱擁に、獲物は息を詰まらせる。
もう乗組員の脚は食道に入っており、肉壁の圧迫を受けていた。




「だしてぇ!だしてく…」
ゴク…ゴクン。

「ああ!ああああああああ!!!」
顔は全て口内に消え、体はズルズルと食道に引きずり込まれた。

喉は著しく動き、獲物を更に奥へといざなっていく。絶対に逃げられない。

「ああ…あああ…ああああああ!!」

ゴクリ!ゴポン…
獲物は悪夢の空間へと、堕ちて行った。


<2011/05/15 13:15 ロンギヌス>消しゴム
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