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隠されし秘宝 − 旧・小説投稿所A

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隠されし秘宝
− 洞窟のドラゴン −
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ドラゴンの小腸は、蒸し暑く、あちこちで、黄色の腸液が、びちゃびちゃと音を立て、小腸の中で揉まれていた。
小腸は、三人がドロドロに消化されたものを、腸液を出し、さらに消化し始めた。
腸液に触れた部分は、どんどん消化され、原型から遠く離れたものへと変化していく。
小腸は、ドロドロの三人を更に奥へ送り込み、またもや、腸液をかけた。三人は、ピンク色のドロドロしたものになり、少し衝撃を与えれば、飛び散ってしまうほど変化した。
腸内は、腸液だらけになり、もう小腸の半分は腸液に満たされているといっても過言ではなかった。
消化された三人は小腸を抜けて、大腸に移行した。
大腸は、蒸し暑さは変わらず、たくさんのヒダが虫のように動いていた。
大腸についたとたん、ゆっくりだが確実に、三人の水分を吸収していく。
ヒダが接触するたび、水分を奪われる。
奪われた水分の分だけ、体は硬化してゆく。
そして、黒く変色してゆくのだ。
やがて直腸が見えてきた。


もうほとんど理科番組の乗りじゃん…、って自分でも思った。
こんなので最終回大丈夫か…?
しかも、秘宝関係なくなってるし…。
まあ捕食小説なので、許してください。
<2012/05/16 05:13 エヴァンゲリオン弐号機>
消しゴム
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