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【保】百足物語 − 旧・小説投稿所A

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【保】百足物語

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ジ「暑いなう。」

外は猛暑のような暑さだった。

ダ「暑いですね・・・。」

テ「あづ〜ぃ・・・。なんでこんなに暑いんだろうね・・・。」

ド「皆どうした?」

ドラスは平然をしていた。

ジ「お前デブなのにどうして暑いの平kピギャッ!?」

ド「デブ言うな!」

ハードローラーが決まった。

タ「虫だから暑いの平気なんですか?」

ド「多分な。」

ジ「もうだいぶ歩いたん?砂地みたいな所なんて来た事無いや。」

ド「あんまり歩いてないんじゃないか?」

それほど歩いてない、ただし草木は無い、というかすべて枯れている。
4匹が歩いているといきなり地鳴りが響いた!

ジ「ぎゃー地震!?」
テ「きゃー地震!?」

2匹同時にいって両方とも頭を抱えてしゃがんだ。

タ「怖がりですね・・・。」

頭の上にいてあきなりしゃがんで落っこちたタジャが言った。
ドラスは前方を警戒していた。

ズズズ・・・

地面が盛り上がってきた。

ズシャーン!

ジ「ぎゃぁぁぁああ!?」
テ「きゃぁぁぁああ!?」

また同時に言った。
ドラスは地面から出てきた何かの勢いでぶっ飛んでしまった。

ド「またか・・・。」

ばいばいきーん。

ジ「なななななななんなんだ!?」

テ「わわわわわわわわわかんない!!」

?「グォォォオオオオオ!!」

赤い体、巨大な体。

タ「あれは、グラードン・・・!?」

ジ「何それ、喰えんの?」

タ「ジャロさんが喰われる気がしますが・・・。」

タジャは他人事とか思っている。
グラードンはタジャの方をギロリと睨んだ。

タ「わ、私狙いですかっ・・・?」

グラードンは何も言わず大振りに爪を振り回した。

ジ「ぶ。」

タ「ふぅ・・・危ないですね・・・。」

ジャロは大量の砂を顔面すら浴び、タジャは紙一重でかわした。

ジ「ペッペッ・・・。口に入った。」

タ「かわさないと重症負いますよっ!」

ジ「っとぅ!?」

ジャロはティーナを持ってかわした。

テ「あ、ありがとっ。」

その時グラードンの一振りがタジャに当たった。

ジ「ギャァッ!?」

大振りな分遅い代わり威力は壮絶だった。
タジャは地面に叩きつけられ、痛みで唸っていた。

ジ「大丈夫・・・か?」

タ「当たっちゃい・・・・ました・・・。」

血が出ていて、もう立てそうに無いくらいの重傷だった。
ティーナは心配そうに見ていた。
すぐにグラードンの攻撃が来るのでジャロは2匹を持ってかわした。

テ「逃げても無駄っぽいね・・・。」

ティーナはもうだめだ、お終いだぁとか思ってた。

ジ「よし、ジャンケンで決めよう、負けたらアレの注意を引く役。
勝ったらまず逃げる役。」

テ・タ「え?」

ジ「はい、ジャーンケーンポイ!」

ティーナ パー

ジャロ パー

タジャ パー

グラードン チョキ

ジ・テ・タ「・・・。」

3匹はなんでこいつまで入ってくるしとか思った。

グ「勝ったから全員喰う。」

グラードンはそう言うとまずジャロを足で思い切り踏み潰した。

ジ「ぐぁっ!?」

ジャロは生唾を吐きながら悲鳴を出した。そのまま気絶してしまった。

テ「ジャロさんっ!」

グ「お前は眠ってろ。」

そう言うとティーナとタジャにのしかかった。

テ「痛ぁぅっ!?」
タ「ギャウッ!?」

ジャロよりは痛くないが十分痛い一撃だった。

テ「くぁ・・・苦し・・・い・・・。離して・・・っ。」

タ「私達だけ弱まらせて・・・どうするつもりですか・・・?」

グ「さっきも言った、喰う。」

グラードンはまずタジャを持ち上げた。

タ「な、なんですか・・・?」

グ「まずはお前からだ。」



まずはココまでw続きはCMの後、ぽぽぽぽーん!
<2011/07/12 22:04 ガル>
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