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パラレル・ワールド − 旧・小説投稿所A
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パラレル・ワールド
− 第1話 −
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  前回より・・・

佐藤「・・わかりました。では何かあったらまた連絡します」

  ポチッ{会話を切断しました}←スマホのAIの声

佐藤(・・・大丈夫かなあ・・・)
レイ(・・・大丈夫なのだろうか・・・)

  心配する二人(一人と一匹?)。そんな二人を尻目に

アルバス「ところで、さっきの続きだけど別の世界って何なの?」
西塚「あ〜別の世界っていうのはだな〜」

  そこでスマホを取り出す

アルバス「・・また話が中断するの?」
西塚「いや、違う。話だけでは説明できないから絵も使うんだ」

  そうして立体映像を投影し説明を始める

西塚「別の世界というのは、別の島や別の海や空のことじゃない。そういうところは時間をかければ飛んだりしていくことができるが、別の世界には飛んでも走っても泳いでも行けない。
道がふさがってるっていうわけじゃない。たとえドラゴンでも、絶対に行き来できないんだ。」
アルバス「ウ〜ン(良くわからないな)・・それじゃあ君はどうやって来たの?」
西塚「・・・魂を飛ばしてだ」
アルバス「え?」
西塚「・・直接行き来はできない・・世界が違うと、すんでいる生き物も違う。例えば僕の世界では、ドラゴンは存在しない。」
レイ「何だと!ドラゴンは存在しない?我々はたしかに存在すr」
西塚「この世界ではそうでも僕の世界では違う!!僕の世界では・・・僕の世界では、人間がほぼすべての場所に住み、山よりも高い家をいくつも建てている。その気になれば、金属の箱に入って空を飛ぶことも出来るし、絵を動かしたり、遠くにいる者と話をすることも出来る、命が無い物にまるで魂があるように見せかけることも出来る・・・挙げていけばきりが無い」
アルバス「・・・そういうことを・・・人間が・・・やってるの?君の世界では?」
西塚「そういうことだ。だが、どんなことでも出来るわけじゃない。そういう世界に住んでいる僕でも、この世界では、どんなものが食べられるかさえわからないんだ。僕の世界から、この世界に来たのも僕が初めてだし・・・」
アルバス「そうなの?」
西塚「ああ、だから・・・」

  ここでスマホをしまう

西塚「・・・お願いします!!_| ̄|○」

  思い切り土下座をする西塚

西塚「僕はここでは、話ができる赤ん坊みたいな存在です!いろいろなことを教えてください!!」
アルバス「え?・・わ・わかった。別に良いよ、友達だし。・・た・だ・し・・・」

  急にしゃべり方がゆっくりになる

アルバス「もう夕方だけど・・おなかがすいてきたんだア・・」
西塚「!!・・この展開って・・まさか・・・」

  逃げようとするが

ガシッ!!
アルバス「友達とはいえ人間は僕にとっても獲物。NEOも例外じゃないよ・・・」
西塚「え?ちょ・・離して〜!!」
アルバス「だ〜め。どうせ溶けないんだから暴れる必要ないでしょ?」
西塚「そういうもんだいじゃなくて・・うわー!」

バクッ
アルバス「ん?ふふぁ〜い(うま〜い)。ふぇふぃ、ふぁんふぉふぁふぃふぁっふぁ?ふぇっほふふふぁいふょ(レイ、ちゃんと味わった?けっこう美味いよ)」
レイ「(何と言ってるんだ?・・ここはとりあえず)よ・・よかったな・・・」
アルバス(あ、わかってない)

  だがなぜか西塚にはわかった

西塚「げほっげほっ・・アルバスは、「レイ、ちゃんと味わった?けっこう美味いよ」って言ってるの!」

  牙の間から、手と顔を出して言う

レイ「なぜわかるんだ?」
西塚「勘で」
レイ&アルバス「勘?!」
西塚「それにしても・・美味いんだ、僕って・・・」
アルバス「ふん、ふふぁいふょ(うん、美味いよ)」
西塚「イヤー照れるなあ〜ってそんなわけ無いだろ!だせ〜!!」
アルバス「ふぁーふぁふぉ♪(やーだよ♪)、ふぃふぁふぁふぁい!(逃がさない!)」

ガブッ
西塚「ナヴ!あ・・あ・・甘噛み・・だと・・・」

  そして意識を失った



















???「・・・んぱい・・・お・・くだ・・・い・・」
西塚(う〜〜〜〜・・・ん?何だ?誰なんだ?ここはアルバスの口の中じゃ・・)
???「・・・んぱい・・・せんぱい・・・先輩!」
西塚「うわっ」
佐藤「先輩!やっと起きましたね」
西塚「何で君がここに・・」
佐藤「なに寝ぼけてるんですか?ここは研究所ですよ」
西塚「え?・・・」

  周りを見ると、たしかにここは西塚の研究所で、上には重力波発生用のリングが並んでいた

西塚「そうだ・・僕は意識を失って・・・戻ってきたのか・・・」

  一方そのころ・・・

アルバス「レイ!NEOが消えちゃった!!」
レイ「飲みこんだんじゃないのか?」
アルバス「違う!幻みたいに味も感覚も消えちゃった」

  レイがアルバスの口の中を見てみると、食べた痕跡すら無かった

レイ「あいつは別の世界から来たとか言っていた・・・帰ったんじゃないか?自分の世界に」
アルバス「また会えるかな・・・」
レイ「さあな(厄介なやつがやっといなくなった)」

  そのころ・・・

佐藤「じゃあシステム落としますね」
西塚「わかった・・・ツイスター、システムダウン!今回の結果を記録し電源を落としてください」
第二AI:ツイスター{命令を確認。log-off!}

佐藤「じゃあ、私はこれで失礼します」
西塚「わかった、さいなら」
佐藤「・・・先輩は帰らないんですか?」
西塚「僕は今日はここで寝るからいいの」
佐藤「わかりました。失礼します」
西塚「またナー」

  現在時刻p.m.10時

西塚「ふー。おやすみなさい。」

  そして、かれは眠りについた・・・小説の外ではp.m.2時だというのに!


よし、(小説の中の)長い一日が終わったぞ。
最後が少し変ですが、つまり前に二つスペースを空けたセリフは、僕のツッコミや状況説明ということです。何しろ図を描くソフトが有りませんから・・・。
この小説が続くかかどうかはわかりませんが、これからポケモンやレジェンズ、他の人の小説のキャラクターも出そうと考えています。
キャラクターを使用してもいいという人や、このキャラクターを使って欲しいというひとがいたら、感想にコメントしてください。
(注:キャラクターの外見等について、質問する可能性があります。)
<2011/08/20 14:44 想西>
消しゴム
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