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【保】忍び寄る魔の手 − 旧・小説投稿所A

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【保】忍び寄る魔の手

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「ミレア!!」

カルトはミレアを連れていった謎の物体の後を追った。幸い飛ぶスピードが遅いため見失うことはなかった。


「ん…?いきなり急降下した?」

謎の物体は下に降りていった。


「ハアハア…」


俺は急いで走っていった…すると…


「ハア…ハア…あれは…?」

着いたのはミレアと少し大きい洞窟があった。


「あの中に…ミレアが…?」

そしてカルトは洞窟の中に入った。




※ ※ ※




「一体誰が…ん…?」


カルトは洞窟の中を歩いていると…



「なんだ…?貴様は…」

「な…灰色のドラゴン…?」



カルトの見た物は灰色のドラゴン…しかもミレアより背が高かった。


「我の住処を無断で入ってくるとは…」

「くっ!ピンク色のドラゴンをどこにやった!!」

「ピンク色のドラゴン…?」

「そうだ…!どこへ隠した!!」

「あのドラゴンのことか…あいつはさっき気絶させて今は奥で眠っている。まあ…いずれ我の食事となる…」

「お前…同じ種族なのになんて事を…」

「ふん!貴様には関係ない!それより…」

ギロ…


灰色のドラゴンの黄色い瞳がカルトを睨んだ…

「我の住処を無断に入った貴様を生きては帰さん…」

「くっ…!!」

ドサ…!


カルトはリュックを投げ、剣を灰色のドラゴンに向けた…



<2011/11/24 21:48 スイト>消しゴム
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