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【保】不思議な出会い − 旧・小説投稿所A
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【保】不思議な出会い

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ある日の出来事







「はあ〜退屈だな〜」

俺は暇だった。今日もミレアと空の探検をするのかと思ったら今日は一人で飛びたいらしいので俺は洞窟でゴロゴロとしていた。

「はあ………」

俺はため息をつきながら横になっていると…


「キャアアアア!!」

「ミ、ミレア!?」

カルトは今の悲鳴がミレアだとわかり、洞窟を出た…


※ ※ ※




「ミレア…!」

カルトは洞窟に出た。そして目の前には…

「ミ、ミレア…」


ポタ…ポタ


「うう…」

なんとミレアの右腕に血が大量に流れていた。

「ど、どうしたんだ?その腕は!」

「ぐす…また怪我しちゃった…すごく痛くて魔法もできないの…」

彼女はそういい涙を流しながら答えた。

そうだ…またミレアが怪我をした時に準備してあるんだ…

「わかった!じゃあ手当ての準備をするからまっ…」


ガシ…!


「え…?」


クパア…


カルトは洞窟に戻ろうとしたら急に両腕で捕まり、カルトの目の前には大きな口が見え…

カプ…!ゴクリ…!


「うわああ…!」

いきなりミレアに呑み込まれたカルトは訳がわからない内に、喉、食道を超え、そして

ヒュウウウ…モニュ!

「う…ちょ!ミ、ミレア…!」

胃についたカルトはミレアに叫んだ。

「ウフフ♪絵の具なのに♪」

「騙したなー!」

カルトはミレアの傷が嘘と分かり叫んでしまった。

「ごめんなさいね…またあなたを食べたくなって…」

「うう…だからって…あんなことしなくてもいいんじゃないのか?俺、心配だったぞ…」

「心配してくれてありがとね♪」

「………………」

カルトはミレアに負け、文句が言えなくなった。

「こんなことはもうしないからまた食べさせてね♪」

「あ…え…わ、わかったよ…」

「ウフフ♪」

カルトはまた食べられる事になるのが正直楽しみと思っている自分が恥ずかしいのだ。
ふう〜この香りとポカポカの空気が相変わらずいいな…

「それじゃあ今日はゆっくりお休み♪」

モニュ♪モニュ♪モニュ♪

キュ…!

「はう…♪これがまた最高だな…」

胃壁はカルトを優しく包んであげた。

「お休み…カルト♪」

「ああ…」

zzz

「ウフフ…♪」

バッサ、バッサ、


ミレアは満足そうにお腹を撫でながら空を飛んでいった。







はい…!suitです!ていうかミレアあんなに大量に血が出たらそりゃ心配するよ。

「絵の具一個じゃ足りないから用意大変だけど引っかかた時はおもしろかったわ♪」

全く…それではまた続編を書こうと…てミレア?どうした?

「うう…頭が…痛い…」

大丈夫か…!?ミレ…

バクン…!ゴクリ…!

「ウフフ♪」

<2011/11/24 21:44 スイト>
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