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騒がしい日常 − 旧・小説投稿所A

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騒がしい日常

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黒「・・・たぐとも・・・私の頼みを聞いてくれるか?」

た「・・・私の出来る範囲ならいいよ」

黒「そうか、なら大丈夫だな」

た「それで、どんな頼み?」











黒「久々に人間を食べたい。食ってもいいか?」

た「それならいいよ・・・もしかしてあの時?」

黒「・・・そう、終戦記念日、お城に行けなかったのは誰かを食い殺してしまいそうになるかと思ったからだ。そんなことをしたら終戦記念日ではないからな」

た「そう、我慢していたんだね。私でその欲望を満たせれるならいいよ。そして、私からも一つ頼んでもいいかな?」

黒「なんだ?」

た「・・・いつも直ぐに消化されちゃうから、保管時間を長く出来ないかな?」

黒「・・・出来るだけ努力してみよう」

ガシッと黒竜が私を掴み上げ、目線の高さに持ち上げる。時々出す舌を見ていると興奮してしまう。グワッと口を広げると中は体の黒色とは違って赤い肉一面である。ちなみに黒竜の好物は動物の血でもある。
そして、私を口の中へ放り込み、口を閉じた。


<2011/12/08 06:55 たぐとも>消しゴム
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