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【保】SPEC − 旧・小説投稿所A

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【保】SPEC

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瀬文たけるは被告人として、警視庁の聴聞委員会の証言台に立っていた。
スッと背筋を伸ばし、少しも動じる様子はない。
36歳の若さでSITの隊長になっただけあって、風格さえ感じさせる堂々とした落ち着きぶりだ。
聴「これが最後のチャンスだ。正直に答えなさい。」

瀬「はい。」

この事件で人生のすべてが変わるとは思ってもいなかった。

瀬文率いるSIT
いわゆる特殊捜査班は、とある犯罪グループを倉庫に追い詰めていた。
、、、瀬文は傍でガタガタ震えていることに気がついた。
志村優作だ。無理もない。まだ24歳の志村にとっては、はじめての銃撃戦だ。

瀬「よし、終わったら何が食いたい?おごってやる」

志「、、、、銀だこのさっぱりおろし天つゆねぎだこが、、、、食いたいっす。」

瀬「遠慮すんな。なんでもいいぞ。」

志「銀だこが、いいっす。」

志村は真っ青な顔をしながらなんとか笑った。
他の者達も笑った。

そして作戦開始したら目の前に飛び出してきた。

瀬「志村?」

志「うおおお!」

こちらに向かって短機関銃を乱射しはじめた。
そのとき、時間がとまった、、、、
MP5は命中精度がずば抜けて高い。それなのに血しぶきを上げて倒れたのはーーー、

志村だった。



瀬「志村!」
血だまりの中、瀬文は愕然として志村の体を抱え上げたーーー。

聴「いい加減にしろ!」
証言の途中で、聴聞委員の一人が怒鳴った。
聴「バカバカしい。君が志村を撃った後、銃をすリ替えたんだろう。なぜ事実を認めようとしない。君の立場が悪くなるだけだぞ」

瀬「....自分は、事実だけを述べております。


<2011/06/21 22:21 m.t spec>消しゴム
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