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【保】逃走中 − 旧・小説投稿所A

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【保】逃走中

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キモリ「何だよ…あのミッション…ってのは…?」


ハブネークに締め付けられて苦しみつつも キモリは問いかける


ハブネーク「関係ないだろう…?特に今のオマエにはな…
後はオレの腹の中に収まってもらうだけだしなァ…?」


キモリ「!………。」


わざとらしく 舌なめずりをして見せるハブネークから投げかけられた言葉に キモリは何も言えなくなる…


ハブネーク「…もういいよなァ?ここまで生き残れたんだ、そんだけで十分だろう?」


そう言うと ハブネークは大きく開けた口を 
キモリへと近づいていく…


キモリ「…待ってくれ!…オレにうら…(?!)」


キモリの言葉は 最後まで言わせてはもらえなかった…


ハブネークはキモリの頭をくわえると そのままキモリを持ち上げる…


キモリ「待てって!!まだオレの質問に答えてねぇだろ!!」


…唾液にまみれた口内の中で 必死に叫んだつもりだったが 答えてはもらえず


とうとう足の先まで口内に収まってしまう…


そして


ゴクリ


と 生々しい音がすると
 
キモリの声は聞こえなくなった…


ハブネークは 自分のからだの膨らみを見て呟く…


ハブネーク「オマエたちが一番良く分かってるだろう、オレたちのことをな…」


その言葉が 意識を失う前にキモリが聞いた 
最後の言葉だった…


これで残る逃走者は 14匹…





一方 とかす者が誰もいなくなってしまった 
タイマーの前には 


ハンターが離れた隙に ミッションに戻って来た ヒトカゲの姿があった


ヒトカゲ「(左右の手に1本ずつ洗浄機のホースを持ちながら)捕まっちゃったキモリの為にも、頑張らないとね…!」




しばらくして ワニノコも到着し

再び 2匹が集まった


ワニノコ「(残りの一台のホースの部分を持って)まだとけそうじゃないな…」


ヒトカゲ「いや、もう一息だよ!」


ようやく氷の4分の3がとけ 後は4分の1程だろうか…




ヒトカゲ「…よし、どんどんとけてってるぞ!」


ハンターに見つかる危険を冒し ミッションに挑む 男たち




ワニノコ「もう少しだ!」





そしてついに


残り時間 50:00
     49:59


     49:58


     49:57


     49:56…


ミッションクリア


止まっていた時間が 動き出したことで


園内の客や従業員 アトラクションなどが再び 動き始めた…


ナエトル「(周囲を見回して)…やってくれたのか、あの二匹…」


ムックル「誰かやってくれたんだ…」


コリンク「もう終わっちゃったか…
     さすがにあそこからタイマーまでは遠すぎたよね…」


マリル「…やっと元に戻った…」


リオル「やっぱりいるんだなぁ、リスクを冒してまでミッションに行くバカも」


逃走者の反応は様々だが とにかく安堵する逃走者たち




その頃 エリアの片隅では…


???「ユキメノコ…お前のしわざだったのか…!」


ユキメノコに話しかけているのは 一匹のピカチュウ


ユキメノコ「アナタは…?」


ピカチュウ「僕か?僕は…お前たちをほこらに封印したあの方の、後を継ぐ者だ…!これ以上お前を暴れさせる訳にはいかない!」


ユキメノコ「そう…ならちょうどいいわ、アナタたちに300年もの間ほこらに封印されてきた借り…返させてもらうわ!」


ユキメノコ「…吹雪!!」


ピカチュウは 素早い身のこなしで ユキメノコの技を かわしたかと思うと どこかに消えてしまった…


ユキメノコ「くっ…!どこだ!!どこにいる!?」


直後 ピカチュウが上から落ちてきたかと思うと ほこらを封印していたものと同じお札を ユキメノコの顔に貼り付けた…


ユキメノコ「(!?)」

ピカチュウ「ハアッ!!」



ユキメノコ「…これで終わりと思うなよ!!…ギャアー…」


ユキメノコは 光の玉に変わり その玉はほこらへと戻っていった…



<2011/06/21 22:09 hunt>消しゴム
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